9月9日に電力銘柄サザン(SO)より配当を受領しました。
サザンの増配タイミングは前回6月支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.64ドルとなっています。
サザンは2018年に初めて購入した銘柄ですが、過去の営業キャッシュフローマージンの推移は以下のとおりとなっています。
2016年こそ落ち込みましたが、その後は問題ないレベルで推移しています。
次に過去の増配率(※支払日ベース)。
まるで判で押したような安定感、これぞ配当政策のたまものと言えるでしょう。
また連続増配年数の方は19年となっています。
ということで残念ながらこの銘柄は25年以上増配を続ける銘柄、すなわち配当貴族銘柄ではありません。
しかしタイトルのとおり、この銘柄はある意味配当貴族銘柄以上に素晴らしい銘柄だと思っています。
「えっ、配当貴族銘柄以上ってどういうこと?増配率だったら安定しているとは言え、上記のとおり3%台の渋ちん増配じゃないの?それに株価だって決して右肩上がりというわけではない。いったいなぜ?」
と思われる方もいるかもしれません。
実はこの銘柄は1948年以降70年以上の長きに渡り、一度も減配したことがないから。
しかもコロナ大流行という歴史に残る年においても増配を続けてくれた。
インカムゲイン投資家にとってこれほどの安心感があるでしょうか。
もちろんここ最近の有利子負債の高止まりが懸念事項であることは確か。
ただ米国で約30年ぶりの新設計画であるボーグル原子力発電所3,4号機に関しては、新型コロナ流行で一時は建設計画の遅れが心配されたものの、現在は2021年、22年11月の稼働の予定に変更はないことを表明しています。
ということで、来年中のコロナ終息と新規原発の予定どおりの稼働に大いに期待する中年投資家なのでした。
(原子力発電を生業(なりわい)とする銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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