あらためて振り返れば、じわじわと円高が進んでいます。
そして当然のことながらそれに伴ってドル資産(円ベース)がどんどん目減りしています。
米国株投資家の皆さんも自身の持株の時価&総資産額を見ながら、減り続ける資産額に不安や焦り、そして失望やはたまた憤りまで感じている方も多いのではないでしょうか。
むろん当方とて決して良い気持ちはしません。
良い気持ちはしないのですが、その一方である感情がどんどん大きくなっているのを感じています。
それは、
ドルが買いたい。(それも無性に)
という欲望。
以前の記事でも書きましたが、現在教育資金マックス状態、さらにもうしばらくはこの状況が続く当方の場合、残念ながら給与から投資へ回す資金が全くない状況。
つまり投資資金は配当金のみ、そしてそのほとんどがドルでの受領となっているわけです。
しかし現在20代から40代の方であれば、投資資金の大半は給与から捻出されている方が多いのではないでしょうか。
その給与の支給は当然日本円。
そして米国株を購入するためには必ずドルを購入する必要があるわけです。(これ当たり前)
ということは、円高になればなるほどより多くの米ドルを購入できる。(これも当たり前)
より多くの米ドルを購入できるということは、米国株を購入する場合より多くの株数を購入できるということ。(これまた当たり前)
つまりより多くの株数を購入できるということは、より多くの配当がもらえるということ。(当然の帰結)
一方残念ながら円での投資資金がほとんどない当方は、今回のような機会を利用することができません。
無論どのレベルを基準に円高・円安を判断するかはあくまで主観的な問題。
例えば1ドルが100円を切らなければ円高とは思わない方もおられるでしょうし、110円を割れば円高と感じる方もおられるでしょう。
ただ個人的には、現在の日米の国債をはじめとする公的債務残高の対GDP比、また将来の人口(アメリカ増加 vs 日本減少)、GDPの伸び、そして何より歯止めなく膨張し続ける日本の債務残高等を考慮した場合、
長期的には円安に向かう可能性 > 円高に向かう可能性、と考えています。(※あくまで私見です。)
とうことで、給与の一部(円)を投資資金に回せる皆さんを非常に羨ましく思う今日この頃です。
(今が絶好の買い場、と判断してのドル買いの実施にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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