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現在たばこ銘柄のアルトリア(MO)とフィリップ・モリス(PM)を保有している当方ですが、
たばこと言えば健康被害。
健康被害と言えばたばこ。
これに異を唱える方はいないのではないでしょうか。
ということで、今回は昨年に引き続きフィリップ・モリス(PM)が現在抱えている健康被害等の主な訴訟件数を2期比較で並べてみました。
その結果が以下となります。
(出典元:2020年アニュアルレポート)
こちらは紙巻きたばこに関する訴訟ですが、御覧のとおり2021年2月5日現在で合計で76件の訴訟を抱えていることがわかります。
これに加えて加熱式たばこで個人訴訟が1件。
(さらに上記以外のその他の訴訟として数件の訴訟が開示されていました。)
尚、1995年に最初の訴訟が提起されてから現在まで被告であるフィリップ・モリス側に有利な判決は510件、と昨年より9件増加。
一方原告側に有利な判決は昨年同様13件。
但しこのうち10件が最終的にフィリップ・モリスに有利な判決となり、3件が控訴中となっていることが合わせて開示されていました。
いずれにしてもこの銘柄に投資するにあたっては、現在これだけの訴訟を抱えていることを十分認識した上で、ある意味腹をくくって投資する必要がある。
これだけは言えるのではないでしょうか。
以上ご参考まで。
(数多くの訴訟を抱える銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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