結果はともかく日本株、金、そしてFX投資と手を広げた当方ですが、飽くなき野望は尽きることを知らず。
更にその手を広げることになります。
それが海外投資。
そのきっかけが2007年、図書館で見つけたある一冊の本でした。
今思えばその本はタイトルからして怪しげだったのですが、その内容については露ほど疑わず。
著者が一流大学出身&元新聞記者というのも当方の目を曇らせた。(ぶ、ブランドに弱い)
早速手に取って読み始めたのです。
「ふむふむ、「この先日本は国債が暴落しハイパーインフレが必ず起き、そして破産する。大切なあなたの資産を守るために何より重要なこと。それには海外への投資が一番。」かー、なるほど、確かにそのとおりだ。」
と日頃から超円安論者の藤巻健史先生の考えに心酔していた当方、この主張に全く違和感はありませんでした。
「ただ海外投資と言っても具体的にどうすればいいかわからない方が多い。そんな方々のためにこちらのファンドをご紹介します。」
ということで紹介されていたのが、マン・グループのファンド。
マン・グループとは
マン・グループは、イギリス・ロンドンに本社を置く世界最古で最大級のヘッジファンドである。
FTSE 100には1994年に採用された。
現社名は、2000年から採用している。
主な子会社としてAHL、GLG、FRM、Numericがあり、多彩な戦略を提供している。
運用資産残高は788億米ドル(日本円にして約9.8兆円)【2014年12月末時点】。
FTSE 100とは、ロンドン証券取引所(LSE)における株価指数。
ロンドン株式市場に上場する銘柄のうち時価総額上位100銘柄で構成される。
この100銘柄で、上場企業の時価総額の約8割を占める。
(ウィキペディアより)
「うーむ、マン・グループは歴史も古く規模も大きい上にFTSE100にも採用されている。これなら絶対に安心。」
と早速そのマン・グループへ連絡してみることに。
その結果なんと日本に仲介業者があることが判明。(ラッキー、英語使わなくて済む。)
早速紹介された日本の業者に連絡し取引を始めることに。
そして選んだ商品が、
本で紹介されていた商品。
それもろくに商品内容も理解せ(でき)ずに、、、(汗)
商品説明にはアービトラージとか書いてあったのですが、その意味すらろくに理解していなかったのです。
アービトラージとは
裁定取引(アービトラージ)とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差(歪み)が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。
機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法です。
(SMBC日興証券より)
って今これを読んでもよくわからない、、、
その結果がどうなったか?
投資タイミングがリーマンショックともろに重なったこともあり、リーマンと歩調を合わせ急激に値を下げていったのです。
「うわー、いきなりかよー。でっ、でも何と言っても世界のマン・グループ、相場のプロ中のプロの集団。時間はかかるかもしれないがきっと何とかしてくれるに違いない。」
と何の根拠もない思いでひたすらホールド。
しかし一向に反転する気配がありません。
そして円高と相まってというかダブルパンチに耐え切れなくなった当方、ついに仲介業者から乗り換えを勧められたことで手仕舞いを決断することに。
ちなみに保有期間中の評価損益の推移がこちら。
まっ、まさに右肩下がりのグラフのお手本、、、(汗)
手仕舞いの末に残ったもの、それは350万円という巨額損失(売却損)だったのです。(すでに出し切って涙出ず!)
つ、妻には言えない、、、(その3)
(海外投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
もうこれで打ち止め? 次回をお楽しみに。
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正直者さん今晩は。
よりによって、リーマンショックの年に、毎年毎年危機を叫ぶあの人のファンドに乗っかったのですね。
そしてまた損失。
しかもまだ続きがあるかのような思わせぶりな終わり方。
ドキドキしながら新年を迎えることになりそうです。
今年は正直者さんにとって、目標達成の善き年となりましたね。
リーマンショックの頃に大損害被っているにも関わらず、そこからの配当金300万円ですから本当に素晴らしいと思います。
おめでとうございます。
私も正直者さんに倣って、徐々に徐々に日本の割安成長株投資から海外増配銘柄配当金再投資にシフト中です。
今年の配当金がいくらになるのか楽しみです。
正直者さんのブログを楽しみに1年過ごしました。
今年も大変お世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
そだおさん
お陰様で今年ついに当初目標を達成することができました、ありがとうございます。
そだおさんは徐々に海外増配銘柄へシフト中だったのですね。
優良銘柄の場合、配当金は確実に入金してくれるから本当にありがたい存在です。
これ、市場が厳しい時ほど実感することになります。
こちらこそ今年は大変お世話になりました。
来年もご愛顧よろしくお願いいたします。
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
あちゃー、今回も悲惨なモノガタリですね!
反面教師にさせて頂きます。
このシリーズの盛り上がりところは、前半戦のラッキーパンチでうん百万稼いだところでもなく、今の日本株、外貨、金、FX、アヤシイファンドでうん百万(うん千万?)やられたところでもなく、そこからいかに年300万まで配当収入を持って来られたのか(⌒‐⌒)そこが楽しみでございます。これからもわくわくしながら続編楽しみにしています。
ウィニングチケットさん
こちらこそ今年もよろしくお願いします。
なかなかに鋭い分析ですね。(汗)
ただ残念ながら配当収入300万円までの道のりは詳しく述べるつもりはありません。
なぜなら極めて退屈な内容だから。(まあその退屈さこそが成功の秘訣なのですが、、)
皆さんには当方のような失敗をして欲しくない、、その思いからこの連載を始めております。
おはようございます。
ありがとうございます。
アヤシイファンドや、FXや金、日本株、為替の失敗公開頂きありがとうございます。
本屋さん、図書館に行けばたくさんある『少額から始めて何億円儲かったぜ』『簡単に何億円儲かったんだよ』『あっという間に何億円儲かったばい』『何をやってもとりあえず何億円儲かったっちゃ』やらの何億円成功話しよりも木に登っちゃった豚さんの失敗モノガタリありがたいです(⌒‐⌒)
ウィニングチケットさん
おはようございます。
おほめいただいてうれしいやら悲しいやら、、w
本もブログも世の中には〇億円儲かった話があふれています。
確かにそれは事実なのかもしれませんが、いくら投資して、何に投資して、それだけの金額になったのかを明らかにしている本やブログは極めて少ないような気が。
ましてや再現性になると???
その点当方の失敗の再現性はと言えば、これ100%保証いたします、、、w
こんにちは。
まさに宗教です笑っ
FXやアヤシイファンドや日本株やら、
とにかく売買幅を狙ったトレードでさらに
梃子を使って原資で売買した以上の
大きなリスクリターンを狙うものは
上手くいって儲かってもなかなか再現性が
低く結局元の木阿弥、いやそれ以上の
痛手を負うことがけっこう高い確率である
ということですねm(。≧Д≦。)m
ウィニングチケットさん
全くその通りです。
しかし一獲千金狙いでそれらに挑む投資家が後を絶ちません、、、