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ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の7月21日に第2四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上ですが、全体では前年同期比で27.1%増(為替の影響を除いた場合でも23.0%増)と大幅な増収。
これを以下セグメント別で見ると、新型コロナウィルス感染拡大に伴う行動規制が各国で緩和される中、病院需要が回復した「医療機器」が62.7%増と大きく伸び、主力の「処方薬」もがん治療薬などの増加で17.2%増、ベビー用品や市販薬を含む「消費者向け」も化粧品などが好調で13.3%増と全部門で大幅な増収となりました。
この結果1株利益も会計基準ベースでは7割を超える増益。
さらに無形資産の償却費等の特殊要因を除いたいわゆるNON-GAAPベースでも以下のとおり5割近い増益となっているのが見て取れます。
また、売上、調整後利益ともにアナリスト予想を上回る結果となりました。
最後に2021年通期の業績予想ですが、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに4月に公表した前回予想を上方修正しています。
以上、売上〇、利益〇、予想〇 = もちろんホールド
です。
(新形コロナワクチンでは年間売上予想が25億ドル程度と、ライバルに大きく水をあけられている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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