コラム

持株が暴落したー、こういう時に絶対に他のホルダーの意見を聞いてはいけない理由

持株が暴落した時、大抵の投資家は不安になるもの。

もちろんインカムゲイン投資家の場合の正しいリアクションは、

「やったー、優良銘柄の株価がこんなに下がってくれた。こりゃー買い増しの大チャンス!」

って思わなければいけないわけですが、いざ自分が暴落の渦中に立たされるとなかなかそうは思えないもの。

こんな時あなたはどうしていますか?

ヤケ酒を飲んで気を紛らわせていますか?

あるいは甘党の方であればお酒の代わりにケーキやチョコレート、さらには大福やまんじゅうで?

悲しいかな当方の場合は血糖値等おカロリー制限により甘いものを控えなければならないため、これらの方法で気を紛らわすことができません、、、

ただ幸いにも投資年数が長い当方の場合は、暴落は買い増しの大チャンス!

と自然に思えるようになってきています。

とは言っても、以前から今のような気持ちの持ちようだったわけではありません。

むしろその真逆。

暴落の時は早朝から落ち込んだ気分のまま重い足取りで会社へと向かったものでした。

(そういう意味では時差のある米国株はよろしくないかもしれません。)

もちろん、ヤケ酒ならぬヤケお菓子は日常茶飯事。

それが血糖値の上昇につながったのかもしれません。(泣)

暴落の度にお酒やお菓子にすがっていては体に悪い。

何か他に気を紛らわせる方法はないものか?

ということで、同じホルダーにブログやツイッターで情報交換するのはどうだろう?

と考える方がいるかもしれません。

でもこれ、絶対におススメしません。

というかやってはいけません。

「いやいや、日本銘柄と違って米国株の場合ただでさえ投資人口が少ないわけで、同じホルダー同士で意見交換するのはすごくいいことじゃないの?」

と思われる方がいるかもしれません。

でもそれは違います。

なぜならたとえ同じ銘柄を保有しているにしても、その状況、つまり

・その銘柄をいくらで購入したのか?

・その銘柄の資産全体における保有割合はどのくらいなのか?

・短期投資なのか長期投資なのか?

はそれぞれのホルダーで全く違うから。

例えばもし当方がアルトリア(MO)を1株50ドルで購入していて、全資産に占める割合が50%にも達している場合、

10%の暴落に対してどう思うか?と言えば、

「うーん、暴落したけどさすがにもうおなか一杯買っている、これ以上は買えんな。」

と判断することでしょう。

しかしこれがまだ2-3%程度しか保有していない方であれば、

「よし、こりゃー買い増しのチャンス到来!即買い増し!」

とばかりに追加購入に超積極的になっている可能性が高い。

まさに正反対。

要は同じ株価暴落という状況にあっても、どう対応すべきか? は人それぞれ。

株式投資は自己責任の世界、あくまで自分で判断しなければならない。

株式投資を始めて約15年、これが当方がこの世界に入って身銭を切って、というかドブに捨てて学んだことの一つです。

(暴落時の対応にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    こんにちは。

    人それぞれですね。
    私はまだまだ、日本優待高配当株の保有比率が高いものですから、米国株暴落はひたすら
    チャンスとしか思えません(⌒‐⌒)

    今回の新型ウィルスショックは若干だけ値下がりしましたが、本格的調整ではないのでまだまだ
    バーゲン価格というほどはもの足りませんが、、

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      本当に人それぞれです。
      ただ長い目で見れば米国株の場合暴落は絶好の買い場、で間違っていないような。
      コロナウイルスというディフェンシブ銘柄にとって実害のない事件による暴落を期待しています。

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