早速ですが、定例の次は何を買おうかリスト(2022年9月末時点) を公開いたします。
尚、今月は追加、除外した銘柄はありません。
配当利回り断トツの1位は相変わらずアルトリア（MO）、ついに9％を超えています。
そのアルトリアですが、直近第2四半期決算はアナリスト予想との比較では以下のとおり売上は若干予想を下回ったものの、調整後1株利益は予想を若干上回る状況。
そして今期2022年通期予想は、調整後1株利益で4.79ドルから4.93ドルと前回予想を据え置いたものの2021年の4.61ドルの実績に対して＋4％から＋7％の増益予想。
とそれほど悪い数字ではないわけで、やはり配当利回り上昇（株価下落）は今後の景気後退を織り込んだ形での地合いの悪さから来ていると考えたくなる。
ということで、今月27日発表予定の第3四半期決算での特に通期予想に注目しているところです。
またエネルギー銘柄に目を転じれば、シェブロン（CVX）の配当利回りは前月の3.5％から3.9％、そしてェル（SHEL）、エクソン・モービル（XOM）の配当利回りは前月の3.7％から4.0％へと上昇。
これはここ最近の原油価格の下落を考えればある意味当然なのですが、少なくとも今期業績は絶好調。
ということで予定で行けば今月の増配タイミングでの配当のお知らせでエクソン・モービルがどの程度の増配を発表するか注目しているところです。
それにしても総じてみれば株価下落で優良銘柄の配当利回りの上昇が続いているわけですが、
ピンチはチャンス。
インカムゲイン長期投資家の皆さんなら、株価下落を気にすることなく愚直に投資を継続する意思に変わりありませんよね？
何はともあれ、本リストが皆さんの銘柄選びの参考となればこれに勝る喜びはありません。
（本リストやコメントを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）
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いつも大変楽しく拝読させていただいております。私も、現在高配当株を中心に運用をさせていただいているので、勉強にもなりますし、いつも変わらぬ姿勢が励みにもなっています。さて、このリストもいつも楽しみにしているのですが、一点だけDUKが登場しないのが不思議に思っています。以前、公益事業を何社か比較された記事でも特に同社に対して否定的なコメントはされていなかったと思うのですが、何か理由があるのでしょうか。適当な機会がありましたら、お考えをお聞かせいただけると幸いです。
ランナーさん
コメントありがとうございます。
ご指摘のDUKですが特別な理由はありません。
というか最近の株価下落もあり利回りは4％を超度えておりむしろDよりもDUKをリストに入れるべかもしれません。
公益事業銘柄については現時点ではこれ以上の買い増しは考えていないこともあり、少々モニターが足りませんでした。
次回以降に見直しを考えたいと思います。
ご指摘大変ありがとうございます。