今さら言うまでもないのでしょうが当方にとって株式投資、とりわけ個別株投資は資産形成の手段のみならずもはや止めることなどできない一番の趣味となっています。
特に最近では食事券銘柄投資という新たな楽しみが増えており、株式投資に対する熱意は上がることはあっても決して下がることはないでしょう。
昨年60歳で無事リタイアを迎えたわけですが、正常な判断が下せる限りできることなら死ぬまで株式投資を続けたい。
そんな当方には目標とする、というか心の支え、拠り所となる人物がいる。
現在70歳を超えても現役バリバリの桐谷さんや90歳を超えて尚かくしゃくとしている投資の神様、ウォーレン・バフェットももちろんそうなのですが、その方とは外山滋比古さん。
外山さんと言えば、英文学者のみならず幅広い分野を研究し多数の評論を発表した方。
また幼児・子供に対する教育にも一家言お持ちであり、日本を代表する知の巨人と言われた方。
残念ながら2020年に97歳で亡くなられましたが、実は外山さんは株式投資、それも個別株への投資をなんと1953年から60年以上も続けていた株式投資ファンだった。
その外山さんが94歳(!)の時に受けたインタビューで投資に対する名言を残されている。
・高齢者にとって株式投資が一番の生きがいになる可能性があることに気づいた。
・生き生きと株式投資をすれば、常に一喜一憂する。ボケてなんていられない。
・自分で勉強し個人の責任で銘柄を選ぶことに意味がある。
・株式投資は競輪や競馬などに比べればはるかに上質なギャンブル。
・株は会社がつぶれない限り、その価値がゼロになることはない。
・株では新たな生きがいを得たり、会社を辞めて切れた社会との結びつきを取り戻したりというように、得られるものが多い。
・こんなにいい老化防止の手段はない。
株はギャンブル。
日本においてはいまだこのような見方がある中、若い方ならいざ知らず90歳を超えていた、それも日本を代表する知識人からのこれらのメッセージ。
我々投資家にとってこれほどの援護射撃があるでしょうか。
「NISAで投資信託を購入するなんてのはダメですよ。安全過ぎる!」
とまで言い切るその発言の裏には、60年を超える投資歴の投資家にしか見えない株式投資の本当の素晴らしさがあったに違いありません。
外山さんから見れば60歳の当方などまだまだ初心者であり若造、というか赤子同然。
ということで、これからも決して謙虚さを忘れることなく日々精進し、株式投資という上質なギャンブルを楽しみたい、と考えています。
以上、ご参考まで。
(年齢を重ねてからの個別銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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正直者さんこんばんは
私のバイブルは、
人生100年時代 老後に笑うのは共働きの正社員夫婦 では大笑いするのは?
https://naobito.net/who-will-success-the-most/
ですが、
これは投資のバイブル。
今回の内容は人生のバイブルにしたいと思います。
たしか外山さんの名著「思考の整理学」が古本屋で買ったまま本棚に眠っているはず。
引っ張り出して読んでみよう。
そだおさん
おはようございます。
人生のバイブルなんて恐縮です。
できるだけ長く投資を続けたいものですね。
そのためにはまずは健康。
帯状疱疹でのたうち回る今、そのことを痛切に感じています。
長く投資を続けるためには退場しないこと。
それには自分に合った投資法と銘柄を見つけることと思ったのですが、
なるほど、退場する理由は健康を損ねるとか、仕事や家庭の事情というのもあり得ますね。
人生ということで考えると、総合的にいろいろなことを考えないといけませんね。
帯状疱疹早く治るといいですね。お大事にしてください。
健康は日頃の生活が大事。我々にはやはり「階段は資源」でしょうか。(笑)
そだおさん
おはようございます。
ありがとうございます。
やはり日々の健康的な生活が大事。
階段はりっぱな資源です。