9月16日にバイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)からの配当金を受領しました。
アムジェン(Amgen Inc)はバイオテクノロジー会社である。
【事業内容】
困難な病気のための薬を発見・開発・製造・提供する。
医療ニーズが満たされていない分野に重点を置き、専門知識を活用して人々の生活を改善するソリューションを追求する。
ヒト治療薬分野で事業を展開する。
製品ポートフォリオには、「EPOGEN(エポエチンアルファ)」、「Aranesp(ダルベポエチンアルファ)」、「Parsabiv(エテルカルセチド)」、「Neulasta(ペグフィルグラスチム)」、「KANJINTI(トラスツズマブアン)」、「Otezla」、「Blincyto(ブリナツモマブ)」、「ACTIMMUNE(インターフェロンガンマ-1b)」、「Neulasta(ペグフィルグラスチム)」、「Sensipar/Mimpara(シナカルセト)」、「Prolia(デノスマブ)」、「ENBREL」、「QUINSAIR(レボフロキサシン)」、「Repatha(エボロクマブ)」などがある。
米国とカナダで腫瘍壊死因子ブロッカーである「ENBREL」を販売する。
ホスホジエステラーゼ4を阻害する小分子であるオテズラを世界の多くの国で販売する。
プロプロテイン転換酵素スブチリシンケキシン9型(PCSK9)阻害剤である「Repatha」を世界の多くの国で販売する。
(SBI証券より)
この銘柄の増配タイミングは3月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり2.38ドルの支払いとなっています。
直近の業績ですが8月5日にリリースされた2025年第2四半期決算は製品売上高が販売価格は3%下落したものの販売数量の13%増加が牽引役となり9%増加したことにより前年同期比で増収(+9%)。
また利益は会計基準ベースの1株利益は主に売上高の増加により、前年同期の1.38ドルに対し2.65ドルと92%増加。
そして特殊要因を除いた調整後1株利益は営業費用は増加したものの、主に売上の増加により前年同期の4.97ドルに対し6.02ドルと21%増加しています。
またアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回っています。
そして今期2025年の通期見通しですが、以下のとおり前回見通しの売上:343億ドル~357億ドル、調整後1株利益:20.00ドル~21.20ドルに対し、売上:350億ドル~360億ドル、調整後1株利益:20.20ドル~21.30ドルと売上、利益ともに上方修正しています。
この銘柄の現在の注目点と言えばやはり開発中の肥満治療薬。
その状況に関し、治療薬マリタイド(AMG 133)について引き続き治験中の第II相試験において、消化器系関連で有害事項が認められたものの、ほとんどが軽度から中等度であり、体重減少、血糖値低下(2型糖尿病患者)、心血管代謝指標において改善がみられたことが報告されており、また一部開始された第3相試験では被験者を登録中であり、2025年下半期に閉塞性睡眠時無呼吸症の第3相試験を開始する予定。
とのことで引き続き長い目で期待したいと思います。
(肥満治療薬に過度な期待が集まっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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