配当

ブロードコムが12%の増配を発表 来年も二ケタ増配が期待できる理由

現地時間の12月8日、半導体大手のブロードコムが第4四半期決算発表と合わせ、次回12月末支払いの配当のリリースを行いました。

ブロードコムと言えば高い増配率。

直近の増配率の推移は以下のとおり見事としか言いようがありません。

・2019年 22.6%

・2020年 10.8%

・2021年 13.9%

そして同日に発表された第4四半期決算も以下のとおり前年同期比で大幅な増収・増益、またアナリスト予想を上回り好調でした。

しかも今期は総額100億ドルにも及ぶ自社株買いを愚直に行って来た。

となれば最低でも二ケタ増配は堅いのでは?

と前置きが長くなりましたが、今回の内容ですが、

・四半期ベースで前回までの1株当たり4.10ドルに対して、4.60ドルと12%の増配を行う。

というもの。

前年には及びませんでしたがしっかりと二ケタ増配を発表してくれました。

そして注目は決算発表において130億ドルの自社株買いプログラムを再開する予定であることを明らかにしたこと。

ここからはタラレバ計算となりますが、仮に現時点の株価で自社株を取得したと仮定すれば来期発行済株式数は約6%減少することになる。

ということでかなり気が早いですが来年も二ケタ増配に期待しているところです。

<注>

上記の発行済株式数計算にあたっては、2023年度中に取引完了を予定している仮想化技術やクラウド技術などを手掛けるVMware(VMW)の610 億ドルでの買収の影響を考慮していないことにご注意願います。

(来期中に大型買収を予定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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