コラム

インカムゲイン投資が「小心者」に最適であると考える理由

実は当方、小心者です。

それもかなりの。

例えば、

・幼稚園の頃のお遊戯会の練習で超端役だったにもかかわらず壇上に上がっただけで極度に緊張し、演技が全くできずその端役すら降ろされた。

・人前で話すのが超苦手で、小学校の頃授業中はたとえ問題がわかっていてもできるだけ手を挙げないようにしていたばかりか、先生とはできるだけ目を合わせないようにしていた。

・中学の時にあみだくじによってお鉢が回って来た副会長への立候補の演説では、聴衆を見るのが怖くて一度も原稿から目を離すことはなかった。(もちろんその結果は落選。)

・高校の体育祭の徒競走の時は、緊張のあまり棄権しようと考え、教室に隠れていたところを同級生に発見され連れ戻された。

とその証拠を上げればそれこそ枚挙にいとまがありません。(汗)

そんな当方ですから投資においても性格が強く反映されている。

求めるものは何より安心、安定。

では投資において安心できるもの、そして安定しているものと言えば?

そう、それは配当。

むろん配当とて減配というリスクがある。

但し特に米国銘柄には長きに渡り減配を実施していない、数多くの優良配当銘柄がある。

ジョンソン エンド ジョンソンやP&Gを始め、50年、つまり半世紀を超えて連続増配を実施している銘柄さえある。

当方のような小心者にとって、(少なくともドルベースでは)毎年前年以上の配当をもたらしてくれる銘柄が何より心のよりどころとなる。

安心できる存在となる。

その意味で自分がインカムゲイン投資を選択したのはある意味必然と言えます。

いや、必然であるばかりか最適と言える。

なぜなら株式投資における重要な要素は「メンタル」だから。

たとえどんな状況になっても、冷静で投資を続けられるか?

これが投資の成否を握ると言っても過言ではない。

当たり前の話ですが、キャピタルゲイン投資、つまり値上がり益を狙う投資で注目すべきは株価。

ある意味目くそ鼻くその配当には目もくれない。

ただ当たり前の話だが株価は日々必ず変動する。それも結構な割合で。

となれば当方のような小心者が株価暴落時、平静な心持ちでいられるか?

と言えば答えは「NO」。

株価のみを拠り所としてれば間違えなく耐え切れない。

そして気持ちの動揺は場合によっては、というかほぼ確実に本業にまで影響を与えるはず。

しかし当方、これまで幾多の株価変動(暴落)の嵐に見舞われながらもなんとか平静を保つことができた。

その理由こそが配当の存在。

株価の動きに関係なく、配当は極めて安定したどころか、順調過ぎる程順調に増加して来た。

ということで、

小心者にとって最適な投資。

それはインカムゲイン投資。

この意味がわかっていただけたでしょうか?

(トータルリターンに目を背けた投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

POSTED COMMENT

  1. みずほ より:

    偶に買う日経マネーで、なおびとさんに遭遇しましたw
    知らずに買って読んだら…プチ感激でしたw。もしかしてブログで告知していらっしゃいましたか?
    冒頭に登場の方もですが配当生活は、ローマは一日にして成らず…。
    13年間の投資で、というのはとても早い。FILE3の方も同じ(リーマンショックとの向き合い方)ですね。でもそれも、そこまでの経験知があってこそ、だと思いました。

    • naobito より:

      みずほさん
      こんばんは。お元気そうで何よりです。
      日経マネー読んでいただいたのですね、ありがとうございます!
      ツイッターではPRさせていただいたのですが、みずほさんはツイッターはされていませんか?
      もしされているようでしたらフォローいただけると大変ありがたいです~。
      https://twitter.com/@bam11300820

  2. ひろー より:

    こんばんは。
    おぉ、日経マネーに載ったんですか!おめでとうございます。

    当方は投資ブログをやる気が全くないので日経マネーとかは縁がありませんが、代わりに仕事で触っているオープンソースソフトウェアの本を書きませんかと誘いを受けていて企画書を執筆しています。
    当然のことながらオープンソースソフトウェア(OSS)や最先端のソフトウェアの世界は英語が共通語なのでZOOMでの確認のミーティングから全て英語なのでした。。。
    (インド訛りの英語は聞きづらいですが、案外なんとかなるものです。)
    でもじょーし氏のCalifornia guyの英語の方が聞きやすい気はします(笑)

    • naobito より:

      ひろーさん
      おはようございます。
      ありがとうございます!
      本業での執筆、凄いですね。それも英語とは、さすがです。
      インド英語って本当にわかりぅづらいと言うか、当方あれは英語ではないと思っています。(笑)
      そう割り切ると気持ちがちょっと楽になるというか。
      それが理解できるのですから、3か国語を取得したようなものですね。

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