銘柄研究

バークシャー・ハザウェイ(バフェット)の2024年9月末時点の保有全銘柄を開示します

現地時間の11月14日、2024年9月末時点のバークシャー・ハザウェイ(バフェット)の上場株式保有状況がSEC(米証券取引委員会)に開示されていましたので、早速いつものとおり比較表を作成しました。

尚、米証券取引委員会(SEC)に保有銘柄を開示する義務があるのは主に米国で上場する銘柄であり(但し一部銘柄の保有状況は非開示。)、日本の総合商社株等は対象外となっています。

以下が前回開示の2024年6月末との比較になります。

注目した主な変化点ですが、まず何と言ってもすでに報道済みのアップルの大量売却(NO.5 黄色参照)でしょう。

バークシャーが11月2日に発表した7〜9月期の四半期報告書で、9月末のアップル株保有時価は699億ドルで、6月末時点から17%減ったと開示していたわけですが、株数では1億株、25%を売却したことになります。

4〜6月期にはアップル株の保有株を49%減らしたばかりですが、今回の追加売却で23年9月末対比でみると保有株式数は3分の1にまで減らしたことになります。

売却後もバークシャーの株式投資保有額の3割弱をアップルが占めるとは言え、この所の動きは気になるところです。

そして同じく売却で言えば、今回バンク・オブ・アメリカ(NO.7 ブルー参照)の保有株式数も23%ほど減らしています。

さらに前回4〜6月期に新規取得したばかりの化粧品小売りのアルタ・ビューティー(NO.35 ピンク参照)は、保有株数の9割以上を売却し実質的に手じまったようです。

最後に今回2銘柄を新規に取得。

それがピザ宅配大手のドミノ・ピザ(NO.16 黄緑参照)とスイミングプールの設備・部品の販売を手掛ける(文字どおり)プール(NO.31 黄緑参照)。

このうちドミノ・ピザは日本でもお馴染みの銘柄ですので説明の必要はないでしょう。

またプールに関してはわれわれ日本人には馴染みのない銘柄ですが、新規プールの販売と言うよりは既存プールに欠かせない修理やメンテナンスサービスに魅力を感じての投資かもしれません。

いずれにしても両銘柄とも今年株価は市場平均を大きく下回っていたことから、バフェットらしい投資と言えば投資かもしれませんね。

以上ご参考まで。

(バフェットの保有銘柄を妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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