配当

CMEグループ(CME)から配当を受領 12月の特別配当発表に期待

9月26日にデリバティブ市場を運営するCMEグループ(CME)からの配当金を受領しました。

CMEグループ(CME Group Inc)はデリバティブ市場を提供する会社である。

【事業内容】

顧客が先物、オプション、現金及びオーバー・ザ・カウンター(OTC)市場を取引し、ポートフォリオを最適化し、データ分析を行うことを可能にする。

取引所では、金利、株式指数、外国為替(FX)、エネルギー、農産物、金属に基づいて、すべての主要な資産クラスで幅広いグローバルベンチマーク商品を提供する。

CME グローベックスプラットフォームを介した先物や先物オプション取引、ブローカーテックを介した債券取引、EBSプラットフォームでのFX取引を提供する。

中央清算機関であるCME Clearingを運営する。

製品は、金利に敏感な商品、農業、エネルギー、金属商品の価格の変化に関連するリスクに対するヘッジ、投機、資産配分の手段を提供する。

先物契約、OTCデリバティブに関する多様な取引所取引先物、オプションの清算及び決済サービスを提供する。

(SBI証券より)

この銘柄の増配タイミングは3月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり1.25ドルの支払いとなっています。

直近の業績ですが、7月23日に発表した2025年第2四半期決算は前年同期比で増収(+10%)増益(+15% - 調整後1株利益)となったばかりかどちらも過去最高を記録と絶好調

そして配当に関するこの銘柄の特徴と言えば、何と言っても2012年初頭に年間変動配当制を採用し、四半期配当とは別に業績に応じ年一回年間変動配当(annual variable dividend)-いわゆる特別配当-を出していること。

ちなみに年間ベースでの特別配当を除く増配率の推移は以下のとおりとなっており、15年連続増配中。

そして特別配当を含む増配率は以下のとおりとなっており、2021年以降上記の特別配当を除く増配率を上回っています。(ちなみに特別配当を含む配当ベースでは6年連続増配中となっています。)

もちろん業績如何により特別配当は増減するわけですが、この銘柄はデリバティブ市場の運営という他社が容易に参入できないビジネスを行っており、いわば寡占的地位にあることが強みとなっている。

つまりバフェットがいう所の”経済的な堀がある”銘柄と言える。

その結果、真の稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージンは50%超えという非常に高い数字となっているのです。

ちなみに7月、8月の1日平均出来高(ADV)はそれぞれの月で過去2番目に高い水準に達したことを公表するなど業績は引き続き堅調のようですので、12月の(特別)配当のお知らせに期待しているところです。

(特別配当を過度に期待しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

よろしければ応援クリックお願いします。
にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です