11月16日に研究開発型バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)からの配当を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは2月支払い時であり、今回も前回同様1株当たり1.30ドルの配当支払となっています。
直近の業績ですが、10月29日にリリースした第3四半期決算は売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。
また、2021年通期予想(調整後1株利益)は以下のとおり。
第2四半期に続き前回予想を上方修正しており、前期比で20%の増益を見込んでいます。
そして決算発表時にリリースした配当ですが、以下のとおりこれまでの1株当たり1.30ドルから1.41ドルへと8.5%の増配となっています。
アッヴィは本日、取締役会が同社の四半期現金配当の増加を宣言したことを発表しました。
2022年2月15日に支払われる1株当たり1.30ドルから1.41ドルへの配当は2022年1月14日現在の登録株主に対して支払われます。
これは約8.5%の増配となっています。
2013年の会社設立以降、アッヴィは四半期配当を250%以上増やしました。
これまで当たり前のように2ケタ増配を続けて来たこの銘柄にとってやや物足りない数字となりましたが、冷静に見れば十分なレベルと言えます。
但し以前から書いているとおり、主力製品のヒュミラが米国での特許切れによって2023年に後発薬の販売が決まっており、抗がん剤のイムブルビカをはじめとする他の製品がどこまでヒュミラの売上減をカバーできるか注意を払う必要があります。
いずれにしても今後も投資の基本である決算、具体的には四半期決算のチェックを怠ることなくこの銘柄の保有継続の判断をしていきたいと考えているところです。
(主力製品の売上減少が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
アッヴィのヒュミラショックもそろそろ迫って来ましたね。
巨額買収や、ヒュミラ以外の新しい稼ぎ口でカバーしたい
ところですが、さすがにヒュミラの売上のカバーは難しく
数年は苦しみそうですね。
減配は無しで危機を乗り越えて欲しいところですが(´ε` )
さてさて、どうなるか
ウィニングチケットさん
こんばんは。
アラガンを買収してまだそれほど日が経っていないこともあり、大型買収の可能性は?ですね。
何と言っても有利子負債が日本円換算で8兆円を超えていますし。
ウィニングチケットさんの言われるとおり減配ナシであれば御の字と言ったところでしょうか。