コラム

インカムゲイン投資家の究極の目標 それは持株の定期預金化

2008年から米国株投資を開始し、その後は配当収入を増やすことを目指し猪突猛進。

そしてついに2019年には目標としていた念願の年間配当収入300万円(※税引前)を達成。

現在は目先の配当利回りを追うことを止め、将来の増配に期待できる銘柄の購入を基本としている当方ですが、実はいまだ果たせぬ夢がある。

ある意味究極の目標と言える夢。

その夢とは、

全保有株を定期預金にすること。

って書くと、

「はっ?定期預金にするってそんなの簡単じゃない。持株を全部売って定期にすればいいだけでしょ。今すぐできるじゃないの。」

って言われそう。

いえいえ、当方が言う定期預金とはそういう意味ではありません。

定期預金と株式の最大の違いは?

と言えば、元本が保証されているかどうか。

定期預金は、預金保険制度により預金者一人当たり1金融機関ごとに合算され、元本1,000万円までと破綻日までの利息等が保護されている。

つまりたとえ金融機関が破綻しても元本は保証される。

それに対して株式は元本が保証されていないいわばリスク商品。

リスクとはプラスもあるが、マイナスとなれば元本が毀損してしまう。

このリスク商品である株式を元本保証商品にしたい。

言い換えれば定期預金したいのです。

そしてその方法はもちろん配当。

四半期ごとに入金される配当総額が購入金額に達した時。

それ以降はたとえ保有する企業が倒産しても損をすることはなくなる。

これが株式が定期預金化した瞬間。

つまり元本が保証されていない株式という商品が、元本保証商品に変わった瞬間。

しかも優良配当銘柄に投資していれば倒産どころかその後も毎年増配を続け定期預金で言うところの利息は増えていく。

ゴミのような定期預金金利とは違い、購入金額ベースで10%を超える利率(利回り)も夢ではない。

こんな素晴らしい定期預金があるでしょうか?

ご存じのとおり当方は、配当入金の度に投資回収率のグラフをアップデートしているわけですが、それもこれも究極の目標の達成率を確認するため。

残念ながらいまだ投資回収率が100%に達した銘柄はありません。

ただ当方には時間という何より強い味方がある。

果報は寝て待て。

いつかやってくるであろうその瞬間、インカムゲイン投資家みよりに尽きるその瞬間を楽しみに待ちたいと思います。

(配当のみを重視した銘柄選定にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    おはようございます。
    保有株の代表7社は既に購入コストの半分以上を
    配当金で回収済なんですね。
    そしてその配当金でさらに配当再投資で
    株式を買い増しされて
    そこからまた配当金を貰くという
    まさに配当が配当を生むサイクルですね。

    正直者さんの
    金のなる木がぐんぐん育ちますように。

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      こんばんは。
      当たり前の話ですが、インカムゲイン投資では成長には期待できません。(だからは配当しているわけですから。)
      ただ優良配当銘柄への投資を続けていれば、歩みは亀でもいつかは投資資金を回収できることになります。
      自分のような小心者には向いていると思っています。

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