12月9日に今年5月に購入したバイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)からの配当金を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは3月支払い時となっていますので、前回同様1株当たり1.94ドルの配当となっています。
直近の業績ですが、第3四半期決算はアナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回る結果となっています。
また2022年の通期予想は以下のとおり前回予想を売上は下限値を0.5億ドルほど引き上げたものの上限値は0.1億ドル引下げ、そして調整後1株利益は下限値を0.25億ドルほど引き上げたものの上限値は0.15億ドル引下げ、それぞれレンジ幅を狭めています。
この銘柄の魅力は何と言っても増配率。
直近3年の増配率は以下のとおり(きれいに)10%を超えています。
・2019年 10.3%
・2020年 10.0%
・2021年 10.2%
そして注目は増配につながる自社株買いに非常に積極的であること。
自社株買いによって以下のとおり配当対象となる発行済株式数は年々減少を続けており、今期においても第1四半期を中心に60億ドルから70億ドルの自社株買いの実施を行っています。
その結果今年の第3四半期時点では2017年末日比で発行済株式数は25%も減少しています。
つまり配当金額が一定でも実質増配できることになる。
もちろん配当(増配)の源泉は利益であるわけですが、利益をどこに配分するかも重要なポイント。
その意味で株主還元に手厚いこの銘柄はインカムゲイン投資家にとってある程度安心してホールドできる銘柄と言えるのではないでしょうか。
ということで、間もなく発表予定の増配タイミングでの配当のお知らせに大注目しているところです。
(たとえ増配率は高くとも営業キャッシュフローマージンが低下傾向にある銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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