12月10日にバイオ医薬品大手のアムジェン(AMGN)からの配当金を受領しました。
アムジェン(Amgen Inc.)は独立系バイオ医薬品メーカー。
重症向けの治療薬の発見、開発、製造、および販売に従事する。
治療法のほか、細胞生物学および分子生物学に基づいた新薬の開発に注力。
(ブルームバーグより)
この銘柄の増配タイミングは次回3月支払い時、ということで今回も前回同様1株当たり2.25ドルの配当となっていますが、以下別記事のとおり現地時間の12月10日に2.38ドルへの5.8%増配を発表しています。
直近の業績ですが10月30日にリリースされた2024年第3四半期決算はホライゾン・セラピューティクスの買収もあり前年同期比で大幅な増収(+23%)。
また利益も会計基準ベースの1株利益は増収とベイジーン社株式の時価評価益等により大幅に増加し、前年同期の3.22ドルに対して5.22ドルと62%増。
そして特殊要因を除いた調整後1株利益はホライゾン社の費用増加を含む営業費用および支払利息の増加等はあったものの、増収等により4.96ドルから5.58ドルと前年同期比13%増となっています。
尚、アナリスト予想との比較では以下のとおり売上はほぼ予想と一致、また調整後1株利益は予想を上回る結果となっています。
そして2024年の通期予想は、以下のとおり売上は前回予想の328億ドル~338億ドルを330億ドル~338億ドルと下限値を引上げ、調整後1株利益は19.10ドル~20.10ドルに対し、レンジを狭め19.20ドル~20.00ドルと下限値を0.10ドル引き上げたものの上限値を同額引き下げています。
この銘柄の現在の注目点と言えばやはり開発中の肥満治療薬マリタイド。
11月26日には中間段階試験で、52週時点で最大20%の平均体重減少を示したと発表。
ただ市場では20%を上回る効果を見込む声があったため発表当日の株価は約5%下落したものの気にしていません。
理由はライバルの治療薬に比べ、月1回またはそれ以下の頻度の投与と投与回数がはるかに少なく済み、しかも安全で効果的に患者の体重を減らすことができる点が魅力的であることはなんら変わっていないから。
さらに今後隔月投与と四半期投与の試験を計画していることから、その結果にも期待したいと思います。
(肥満治療薬に過度な期待が集まっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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