ブロードコムより配当受領　今年も二ケタ増配が期待できる理由

半導体大手のブロードコム（AVGO）から1月5日に配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは今回1月支払い時ということで、すでに12月7日にリリースされたとおりこれまでの1株当たり4.60ドルから14.1％増配の5.25ドルの配当となっています。

直近の業績ですが、現地時間の12月7日にリリースした2023年第4四半期決算は前年同期比で売上は4％増、調整後1株利益は6%増、と好調を維持。（ブロードコムの決算期は10月）

但し、その伸び率には陰りが見えている。

しかし当方この銘柄は今年も二ケタ増配に期待ができると考えています。

その理由は仮想化技術やクラウド技術などを手掛けるVMware（ヴイエムウェア）の現金と株式交換の組み合わせで約610億ドルという買収。

この買収効果により、今期の通期売上は前期比40%増の約500億ドル。

そして調整後EBITDAは予想売上の約60%の300億ドルに達すると見込んでいます。

ちなみに調整後EBITDAの2023年実績は約232億ドルとなっており約29％の増加を見込んでいることになる。

もちろん買収に伴う株式交換で発行済株式数は増加したわけですが、当方のタラレバ計算に基づけば前期を十分に上回る一株利益をもたらす予定となっている。

増配発表タイミングは12月と約1年あり少々どころかかなり気が早いと言わざるを得ませんが、今からその発表を楽しみにしているところです。

（買収によってこれまでとは見方を変える必要がある銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）

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