1月8日に家電等の量販店のベスト バイ(BBY)から配当を受領しました。
ベスト バイと言えばアメリカではお馴染みの企業であり、国内は全州に店舗がある一方、海外は中国は2011年にすべての店舗を閉鎖、またメキシコは2022年第1四半期にすべて閉鎖し現在はカナダのみとなっています。
この銘柄の増配タイミングでの配当支払は4月、ということで前回同様1株当たり0.94ドルの配当となっています。
直近の決算ですが、現地時間の11月26日に発表した2025年第3四半期決算(ベスト バイの決算期は1月。)は減収(-3%)、減益(-2%:調整後1株利益ベース)。
またアナリスト予想との比較では、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を下回る結果となっています。
そして今期通期予想ですが、以下のとおり売上は前回予想の413億ドル~419億ドルに対し411億ドル~415億ドル、既存店売上は前期比3.0%減~1.5%減に対し3.5%減~2.5%減、調整後1株利益は前回予想の6.10ドル~6.35ドルに対し6.10ドル~6.25ドルとそれぞれ引き下げており市場予想を下回りました。
さらにホリデーシーズン前半での販売が芳しくなかったとの報道もあるなど引き続き非常に厳しい販売環境が続くこの銘柄ですが、保有を継続します。
その理由ですが、
・第3四半期は1億3700万ドルの自社株買いを実施、また通期で5億ドルの自社株買いの予定は変更していないこと。
・いまだ期の途中とは言え、営業キャッシュフロー(累計)は前年同期比で増加していること。
・非必需品、いわゆるぜいたく品に対する人々の財布のひもが固くなっている状況にあること、つまり厳しい環境にあるのはこの銘柄に限った話ではないこと。
(リーマンショックやコロナショックの期間を含む)22年連続増配を続けるこの銘柄を売却するつもりはありません。
(インフレ・景気後退の影響をもろに受ける銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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