配当

公益事業銘柄サザンが増配を発表 いつもと変わらぬ数字にも安心する理由

公益事業銘柄のサザン(SO)が現地時間の4月19日、増配を発表しました。

企業概要

サザンは公益事業持株会社。子会社を通じて、アラバマ、ジョージア、フロリダ、ミシシッピ州で電力事業を展開し、発電所の建設、買収、管理、電力卸売事業を行う。
原子力発電所、水力発電所、化石燃料発電所、複合サイクル・コジェネレーション発電所を所有、運営する。
また、南東部でデジタル無線通信サービスと光ファイバー回線の卸売事業を展開。
(YAHOOファイナンスより)

サザンと言えば、以下のグラフが示すとおり、毎年の増配率は3%前半と非常に狭いレンジに貼りついており、ある意味愚直なまでにきっちりした配当方針を持っている会社。

御覧のとおりその姿勢は新型コロナ流行下の2020年も決して変わることはありませんでした。

ということで、「恐らく今回も、、、」と思いながらリリース内容を確認することに。

内容は以下のとおり。

6月7日に5月17日現在の株主に対し、1株当たり66セントを支払う。

うーん、やはりサザンはサザン。

これまでの配当方針が揺らぐことはありませんでした。

今回も昨年、というか2016年以降継続の四半期で2セント、年間8セントの増配。

これまでが64セントでしたから、3.1%の増配ということになります。

これで20年連続の増配達成。

さらにすごいのはこの銘柄の場合、1948年以降70年以上に渡り1度たりとも減配をしていないという事実。

「それはわかったけど、2セントずつの増配ということは増配率で見ればじわじわと下がっているわけでしょ?」

って確かにそのとおり。(微汗)

しかしたとえわずかとはいえ毎年着実に配当収入が増えている。

これは紛れもない事実。

そして今回の増配を追加した安定感抜群のグラフを見る時。

インカムゲイン投資家としてほっと安心する中年投資家なのでした。。

(増配発表直後の投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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