4月22日に電力と天然ガスのサービスを提供するエクセル エナジー(XEL)からの配当を受領しました。
エクセル・エナジー(Xcel Energy Inc)は電気と天然ガスの配送会社である。
【事業内容】
NSP-Minnesota、NSP-Wisconsin、PSCo、SPSの4つの公益事業子会社を通じて、約380万の電力顧客と220万の天然ガス顧客にエネルギー関連製品とサービスの包括的なポートフォリオを提供する。
2つのセグメントを通じて事業を展開する。
規制電力セグメントは、コロラド州、ミシガン州、ミネソタ州、ニューメキシコ州、ノースダコタ州、サウスダコタ州、テキサス州およびウィスコンシン州で電力の生成、購入、送電、配電および販売を行う。
さらに、このセグメントには再販のための販売が含まれており、米国内の各種な事業体に卸売送信サービスを提供する。
規制電力セグメントには、商品の卸売および取引業務も含まれる。
規制天然ガスセグメントは、主にコロラド、ミシガン、ミネソタ、ノースダコタ、ウィスコンシンの一部で天然ガスの購入、輸送、貯蔵、流通、販売を行う。
(SBI証券より)
この銘柄の場合、増配タイミングは今回の支払い時ということで、すでに2月26日に発表のとおり前回の1株当たり0.5475ドルから4.1%増配の0.57ドルの配当となっており、これで22年連続の増配となりました。
直近の業績ですが、2月6日発表の2024年第4四半期決算は以下のとおり前年同期比で売上は9.4%減、調整後の1株利益(継続的利益)は2.4%減と減収減益。

但し、冷静に見れば通期の1株利益(継続的利益)は前期の3.35ドルに対し3.50ドルと4.5%の増益決算。
そしてこの銘柄が何より素晴らしいのは過去10年間の1株利益(継続的利益)を見ると以下のとおり毎期増益を続けていることであり、見事と言うしかありません。

尚、エクセルエナジーは以下の長期目標を掲げています。
・長期的な年間EPS成長率を6~8%にする。
・年間4%から6%の増配。
・配当性向50%から60%を目指す。
過去の実績からすれば目標達成のハードルは決して高くないと考えているところであり、今後も保有継続のスタンスに変更はありません。
特にトランプ関税発動により市場が大混乱のさなかにある現在、公益事業銘柄として関税の直接的影響が小さく、また、景気感応度も低いばかりか配当の増加はなにより精神安定剤としての役割を果たしてくれる、と考えています。
(大規模火災の後始末が残っている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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