11月4日に米国を中心にレストラン・チェーンを展開するダーデン レストランツ(DRI)から配当を受領しました。
ダーデン・レストランツ(Darden Restaurants Inc)はレストラン会社である。
【事業内容】
米国とカナダで、「Olive Garden」、「LongHorn Steakhouse」、「Yard House」、「Ruth’s Chris Steak House」、「Cheddar’s Scratch Kitchen」、「The Capital Grille」、「Chuy’s」、「Seasons 52」、「Eddie V’s」、「Bahama Breeze」という屋号でフルサービスのダイニングレストランを所有・運営する。
米国とカナダで約2140軒のレストランを所有・運営する。
セグメントには、「Olive Garden」、「LongHorn Steakhouse」、ファインダイニング、その他の事業が含まれる。
「Olive Garden」は、米国でフルサービスのイタリアンダイニングレストランを運営する。
「LongHorn Steakhouse」は、特製ステーキやチキンのほか、サーモン、エビ、ハンバーガーなど、各種メニューを提供するフルサービスのステーキハウスレストランである。
ファインダイニングセグメントには、「Ruth’s Chris」、「The Capital Grille」、「Eddie V’s」が含まれる。
その他の事業セグメントには、「Cheddar’s Scratch Kitchen」、「Yard House」、「Bahama Breeze」、「Seasons 52」、「The Capital Burger」などがある。
(SBI証券より)
今回も前回と同額の1株当たり1.50ドルの支払いとなっています。
直近の業績ですが、9月18日に発表した2026年第1四半期決算(ダーデン レストランツの決算期は5月となっています。)は前年同期比で増収(+10.4%)増益(+12.6% -調整後1株利益ベース)と好調を維持。
一方アナリスト予想との比較では、売上はほぼ予想値と一致したものの、調整後1株利益は予想を下回っています。
また注目の今期2026年の通期見通しは、以下のとおり売上と既存店売上は前回見通しを引き上げたものの、ほとんどの商品カテゴリーでインフレ圧力が継続すると予想、継続事業からの調整後1株利益は前回見通しを維持しています。
但し、前回見通し同様、2026年は決算期間が52週から53週と1週間長くなることから、売上については1週間増加分の約2%の増加を、また1株利益については1週間増加分の約0.20ドルを含んでいる点は注意が必要です。
尚、2026年度は約65店舗を新規オープンする計画であり、引き続き7億~7億5000万ドルの設備投資を予定しています。
以上、利益はアナリスト予想を下回ったものの、継続的な食品および飲料コストと労働コストという二つのインフレ圧力の影響下、既存店売上がプラスとなり増収増益決算と好調なスタートを切ったと言えます。
また自社株買いについては6月18日の取締役会で、発行済み普通株式を最大10億ドルまで買い戻すことができる新たな自社株買いプログラムを承認しており、当四半期中、約90万株を合計1億8,300万ドルで買い戻しています。
昨年は6.9%、そして今年は厳しい環境でも7.1%増配と昨年を上回る増配を実施したこの銘柄、
そして今期も増収増益見通しとなっている。
保有継続に迷いはありません。
(たとえ未曾有の疫病、新型コロナが理由であろうと、2020年に大減配を実施した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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