配当

ギリアド・サイエンシズから配当受領 しばらく根競べが続きそうです

バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)から3月31日に配当を受領しました。

この銘柄の増配タイミングは今回3月の支払い時ということで、すでにリリースされたとおり前回の1株当たり0.71ドルから2.6%増配の0.73ドルとなっています。

直近の業績ですが、2021年第4四半期決算では以下のとおり売上はアナリスト予想を上回ったものの、調整後1株利益利益は大きく下回る結果となっています。

また、2022年の通期予想は以下のとおりとなっており、売上は新型コロナ治療薬のレムデシビルの減少によって前期比で13%から11%の減収、またレムデシビルを除いた売上は下限値でほぼ前期並みの数字となっています。

そして調整後1株利益については、前期比で15%から8%の減益予想としています。

ということで、会社として今後のレムデシビルの売上の伸びは期待していない、期待できないこの銘柄、また主力のHIV(エイズウイルス)製品も大きな伸びは期待できないということでしばらくは我慢の時期が続きそう。

つまり近年積極投資を行って来たがん治療薬の開発成功を待つしかない状況。

その開発に関してですが、現在2020年に大型買収したイミュノメディックス社が開発していた乳がん治療薬のトロデルヴィ(Trodelvy)の治験が進んでいるところであり、その成否が業績に大きな影響を与えますが、現在の治験での最終的な生存率の数字が出るのは2024年の予定と先は長い。

業績伸び悩みを反映し、ここ最近の株価、そして増配率は右肩下がりとなっており、このまま業績が伸び悩むようだとやがて増配を続けて行くことが難しくなる可能性もある。

もちろんインカムゲイン投資家としてこの先増配がストップすれば売却する予定。

言い方が正しいかどうかわかりませんが、ある意味根競べが続きそうです。

(将来の新薬開発成功を妄想しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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