バイオ医薬品銘柄のギリアド・サイエンシズ(GILD)から3月31日に配当を受領しました。
この銘柄の増配タイミングは今回3月の支払い時ということで、前回の1株当たり0.73ドルから2.7%増配の1株当たり0.75ドルとなっています。
直近の業績ですが、2022年第4四半期決算は増収増益だったものの、通年では以下のとおり1株利益(潜在株式調整後)は前年を大きく下回る結果に終わっています。
ということで昨年同様四半期当たり2セントの増配ですが、増配率の方は2.7%と昨年の2.8%からさらに下がってしまった。
しかし当方、この銘柄の保有を継続することにしました。
その理由ですが、数字を落としたとは言え増配を継続したから。
むろんその増配率が以下のとおり右肩下がり状態であることは百も承知。
ただ、この銘柄はここ最近がん免疫治療薬を開発するフォーティセブン社やイミュノメディックス社の買収、そしてArcus Biosciences 社との次世代のがん免疫療法の共同開発と共同実用化を目指す10年間の提携や、Jounce Therapeutics 社と新規免疫療法プログラムに関する独占的ライセンス契約を締結するなど、将来の成長に向け矢継ぎ早に手を打っている。
そして実際HIV製品に続く柱として期待しているCell Therapy(細胞治療薬)とTrodelvy(乳がん治療薬)の売上はほぼ順調に伸びている。
ということで、この銘柄に関しては増配継続を前提に長い目で見て行きたいと考えています。
(もはや新型コロナ治療薬には頼れなくなっている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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