米国を中心にレストラン・チェーンを展開するダーデン レストランツ(DRI)が現地時間の6月23日に2022年第4四半期決算とともに増配を発表しました。
企業概要
ダーデン・レストランツは米国のレストラン・チェーン運営企業。
米国とカナダで約1,500店舗を展開する。
直営レストラン名はイタリア料理「オリーブ・ガーデン」、ステーキハウス「ロングホーン」、高級レストラン「キャピタル・グリル」や「シーズンズ52」、その他「ヤード・ハウス」、「バハマ・ブリーズ」など。
本社所在地はフロリダ州オーランド。
(YAHOOファイナンス)
その内容ですが、2022年7月8日の営業終了時の株主名簿に記載された株主に対して、2022年8月1日に1株当たり 1.21ドルの四半期配当を支払う。
というもの。
前回までの配当が1株当たり1.10ドルでしたから、10%の増配ということになります。
今年の5月に購入したばかりのこの銘柄ですが、購入理由が過去の高い増配率。
御覧のとおり新型コロナ感染拡大の影響をもろに受けた2020年には大減配を実施したものの、それ以外のいわゆる平時の年の増配率は非常に高い。
その結果2015年の1.96ドルから2022年の4.40ドルへと7年で配当は2倍を超えている。
但し、現在は高インフレという新たな難敵と闘っているわけで、正直今回の増配率は1ケタ台になるかもしれない。
と思っていた。
それがふたを開けてみればしっかり二ケタ増配を発表してくれた。
そして更にうれしいお知らせが。
それが自社株買いの発表。
現地時間の6月22日に取締役会は発行済普通株式の10億ドルまでの買戻し可能な期限を設けない新たな自社株買いプログラムを承認した。
タラレバとなりますが、仮にこの自社株買いが今期2023年度中に現時点の株価で実施されると仮定した場合の発行済株式数の減少は約7%。
これが何を意味するかと言えば、たとえ同額の配当支払を実施したとしても約7%の増配が可能となる。
二ケタ増配と自社株買いの発表。
これぞインカムゲイン投資家みよりに尽きる瞬間
と言えるのではないでしょうか。
(たとえどんな理由があろうとも、2020年に大減配を実施した銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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