配当

プロクター&ギャンブルが5%増配を発表 69年連続増配、135年連続配当支払い達成

一般消費財メーカー大手のプロクター&ギャンブル(PG)が現地時間の4月8日、配当のお知らせをリリースしました。

プロクター&ギャンブルと言えばご存じのとおり代表的な配当貴族銘柄。

その連続増配年数は68年に達しており、配当貴族を超越し配当王とも言える銘柄。(以下は年間ベースでの直近の増配率の推移となります。)

直近の業績ですが、現地時間の1月22日に発表された直近2025年第2四半期決算(P&Gは6月決算です。)は以下のとおり前年同期比で増収増益(調整後1株利益ベース)。

そして、アナリスト予想との比較では以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回りました。

ということで前置きが長くなりましたが、今回のリリース内容は以下のとおり。

・プロクター・アンド・ギャンブル・カンパニーの取締役会は、普通株式に対する1株当たり四半期配当金の増額を宣言しました。

・普通株式について、1株当たり1.0568ドルの増配を宣言し、2025年4月21日営業終了時点の普通株式株主に対し、2025年5月15日以降に支払います。

・これは、前回の四半期配当と比べて5%の増配となります。

これまでの配当は1株当たり1.0065ドルでしたから上記記載のとおり5%の増配となりました。

今回の増配で69年連続増配達成

さらにこの銘柄の場合1890年の会社設立以来、何と135年連続で配当を支払い続けている。

という事実も見逃してはいけません。

そう、この銘柄に感じるのは安心感、それも抜群の。

68年と言えば1973年秋に起こった第一次オイルショック、1979年に勃発した第二次石油ショック、さらにはITバブルやリーマンショック等、数々の修羅場をくぐり抜け増配を続けて来た。

現在トランプ関税発動で大揺れに揺れる株式市場ですが、たとえ雨が降ろうが槍が降ろうが、つまり関税を上げようが移民を制限しようが、インフレになろうがデフレになろうが、景気が後退しようが不安なく保有を続けられる銘柄、それがプロクター&ギャンブルだと信じています。

(連続増配年数のみを重視した投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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