コラム

リタイア後の孤独との向き合い方について

60才でリタイアしてから孤独と言うものを強く意識するようになりました。

当たり前の話会社勤めの頃は当然平日は会社という集団の中にいるわけですし、勤務時間外でも会社の人達との付き合いがあった。

それがリタイアすれば基本会社勤務及び程度の差こそあれ会社関係のつき合いはなくなるわけで、家から出なければ当然一人で過ごすことが多くなる。

また、友人付き合いも若い頃が一番盛んで、それが結婚を機に徐々に減り始め、その後は年齢を重ねるにつれ疎遠になっていく友人が増えて行く。(私だけ?)

孤独自体は決して悪いことではない。

ただ孤独を感じることがストレスとなるようなら話は別。

では新たに友達を作ればいいか?

と言われれば事はそう単純ではない。

60才を過ぎ強く感じているのができないことが増えて来たこと。

例えば、以前よりたくさん食べられない、つまり食が細くなったり、老眼が進み近くのものがさらに見えづらくなったり、夜一度も目覚めることなく眠ることができなくなったり、、、

友人関係もまたしかり。

年を取ってからだと若い頃に比べ特に真の友人を作るのは難しくなる。

年を取れば取る程できないことが増えるのは人間の性(さが)のわけですから、60才を過ぎたら、できないことをなげくよりできることに目を向けるべきではないかと思っています。

人間は結局死ぬ時は一人で死んでいくもの。

友達はいなければいけないもの。

という観念(思い込み)を捨てることが大事ではないでしょうか。

では友達を作れないならどうすればいいか?

それに代わるものを見つけること。

それが趣味。

趣味の良いところは、一人でも楽しめること。

当方の場合はもちろん株式投資。

具体的には情報収集を含む銘柄研究、そしてこのブログ、さらにはXでの情報発信。

ブログやXで自身の考えを発信することで、モチベーションアップにもなりまた同士との交流を楽しむことができる。

そう、人間の友達以上に趣味が友達になる。

と書くと、「いや、そうは言ったって生身の人間(友達)との交流には勝てないでしょ。」と言う意見があるかもしれない。

実は60才を過ぎて再認識したことがあります。

それが、

人と比べないこと。

自分にとって趣味が孤独による寂しさを十分埋められるのであれば新たに友人を作ることができなくても良い。

つまりできないことをなげくよりもできることに目を向ければよい。

ということで、トランプ関税発動により大揺れに揺れる株式市場ですが、「100歳まで現役」を目指し、長期的視点に立ってこれからも株式投資という趣味を楽しみたいと考えているところです。

(リタイア後の趣味作りにあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. メロリン より:

    FIしてもREはせずに死ぬまでゆったり働くのが理想です

    • naobito より:

      メロリンさん
      おはようございます。
      社会との交わりを維持するために働くことに抵抗がないならやはり働き続けるのが一番良いのでしょうねぇ。
      ボケ防止にもなりますし。

  2. ウィニングチケット より:

    こんばんは。
    正直者さんは沢山沢山趣味仲間がいらっしゃるではないですか。私もその一人っ。関西(今は転勤で関西におります)においでの際はお声がけください。美味しい美味しい関西グルメをご案内します(たこ焼きやお好み焼きではなく、美味しい割烹など(笑))

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      こんばんは。そうですね、ウィニングチケットさんをはじめたくさんの仲間がいるんですもんね。ウィニングチケットさんにはいつかお会いできればと思っています。残念ながら関西に行く機会はほぼないので東京あたりで落ち会えればと。

  3. Roy より:

    ご無沙汰です。
    私もそろそろリタイア時期を考えますが。。。
    この記事は確かになーと考えさせられるものがありました。

    • naobito より:

      Royさん
      お久しぶりです。お元気そうで何よりです。
      Royさんもいよいよリタイアが視野に入って来たのですね。
      これからはお互い決して人と比べることなく、それそれ自分に合った日々の生活を謳歌したいものですね。

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