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たばこ銘柄のフィリップ モリス(PM)が現地時間の9月15日に配当のお知らせをリリースしました。
実はフィリップ モリスの増配タイミングは10月支払い時、ということでまさに今回が増配タイミング。
この銘柄の過去の増配率(支払日ベース)は以下のとおりとなっており、昨年は新型コロナの影響もあり2.6%の増配に終わっています。
ただ直近第2四半期決算は、売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。
しかし残念ながら通期予想の方は前回予想を引き下げている。
ということで一抹の不安を抱きながら早速リリース内容を確認。
・四半期配当を1.20ドルから1.25ドルに4.2%引き上げる。
・配当金は10月14日に、9月29日時点の株主に支払われる。
おー、いまだ新型コロナ感染が一向に収束しない状況にありながら、しかも通期予想を引き下げながらも前年の2.6%から4.2%への引き上げを発表。
これで増配発表ベースでの増配率の推移は以下のとおりとなりました。
正直2019年、2020年ともに四半期ベースで0.03ドルの増配を発表し、増配率が2%台(2.6%)に低迷していただけに、今年もまた0.03ドル増配の2.5%になるんだろうなー、と予想していました。
こういういい意味でのサプライズが、インカムゲイン投資家みよりに尽きる瞬間とも言えますね。
世界的な半導体供給不足の影響が加熱式たばこアイコス(のデバイス)にも及んでいるとの報道もありますが、この銘柄の底力を信じたいと思います。
(絶えず健康被害がついて回る銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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