配当

インテルから配当受領 バフェットがとうの昔に見捨てたこの銘柄をひたすらホールドする理由

半導体製造大手のインテル(INTC)から6月2日に配当を受領しました。

配当額ですが、この銘柄の場合3月が増配のタイミングですから、今回も前回同様1株当たり0.330ドルとなっています。

そのインテルですが、実はバフェットが以前保有していた、という事実は意外と知られていないのではないでしょうか。

保有していた、ということは売却されてしまったということで、売却前後の株数の推移は以下のとおりとなっています。

 

バフェットはとうの昔に見限ったわけですが、なぜホールドを続けているのか?

その理由がこちら。

こちらは営業キャッシュフローマージンの直近5年間の数字ですが、2017年までの3年間も35%前後というすばらしい安定感でしたが、さらに2018年では急上昇、そして2019年の数字はなんと46.1%にまで達しています。

ただこの数字自体は同業他社と比べてどうなの?という疑問も。

ということで比較したのがこちら。

尚同業他社については、ブロードコム、クアルコム、エヌビディア、テキサスインスツルメンツの4社としました。

やはりこの業界は総じて高いレベルで競いあっているのが見て取れますが、安定感という点ではインテルとテキサスインスツルメンツに分があるものの、直近の2019年ではどの銘柄も素晴らしい数字を叩き出しています。

一方この銘柄の過去の増配率ですが以下のとおりとなっており、増配お預けの年があるかと思えば2ケタ増配の年もあり、と安定していません。

もちろんその理由は半導体という業種柄でありある意味致し方なし、と言えるわけですが総じてみれば十分ではないでしょうか。

現在の2%ちょっとという配当利回りの低さから買い増しというわけにはいきませんが、40%を超える営業キャッシュフローマージンを維持する限り、今後のホールドには何の迷いもありません。

(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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