配当

モンデリーズより配当受領 この銘柄が超マイナーであることが残念でならない理由

10月15日に食品大手、モンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)からの配当金が入金しました。

モンデリーズの場合、増配タイミングは毎年10月の支払い分ということで、すでに発表のとおり前回の1株当たり0.285ドルから0.315ドルと10.5%もの増配での入金となっています。

モンデリーズと言っても日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、スナック、飲料、チーズ、加工調理済み食品、各種加工生鮮食品などを製造、販売する飲食品メーカです。

その社名は知らなくてもビスケットのリッツやキャンディーのホールズといった商品は一度は口にしたことがあるのではないでしょうか。

この銘柄はもとをだどればクラフトフーズが、スピンオフによってクラフトフーズ・グループ(その後現在のクラフト・ハインツ(KHC))とモンデリーズ・インターナショナルに分かれた、という経緯があります。

今回の増配を含め過去の増配率(※支払日ベース)は見事としか言いようがありません。

もちろんその源泉となるのが、営業キャッシュフロー。

そのマージンは2018年以降は15%台をキープしているのが見て取れます。

そして営業キャッシュフローから設備投資、さらには配当支払を差し引いた残りの金額(紫のグラフ)は常にプラスとなっており、上記増配が決して無理をしているものではないことがわかります。

しかも期の途中とは言え、今期直近第3四半期では前年同期を大きく上回っている。

バフェットが頑なに保有するクラフト・ハインツに比べ全く知名度が低く、超地味なこの銘柄。

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しかしその実力は、いまだ復活の糸口がつかめないクラフト・ハインツをはるかに凌いでいることは疑いの余地がないでしょう。

(実力はあるもイマイチ認知度の低い銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ひろー より:

    こんばんは。

    モンデリーズ、数字はきれいですけど地道ですよね。
    こういう地味だけれど実力のある銘柄が保有しやすいんでしょうかね。

    そう言えば、当方は前々から宣言していた通り、PFEを売ってZTSに鞍替えしました。
    BNTXワクチンは確かに狙った免疫反応を引き出しますが、よくよく考えるとPFEにはどちらの大統領になっても薬価の引き下げ要求が公約に入ってるリスクを鑑みてトータルリターンでほぼ同値撤退しました。
    より社会にプラスの影響を与えて成長が見込める銘柄を保有していきたいものです・・・。

    • naobito より:

      ひろーさん
      おっしゃるとおり地味です。
      成長を求めるのならやはりzts等の銘柄でしょうね。

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