配当

モンデリーズ・インターナショナルより配当受領 この超地味な銘柄を保有し続ける理由

7月15日に食品大手、消費者向けのスナック食品・飲料製品の製造・販売を行うモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)からの配当金が入金しました。

モンデリーズの場合、増配タイミングは次回10月の支払い時ということで、今回も前回同様1株当たり0.350ドルの配当となっています。

業績ですが直近の2022年第1四半期決算は以下のとおり売上、そして特殊要因を除いた調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。

また、今期2022年の通期予想(今回予想)は以下のとおり前期比で売上は4%増、そして調整後1株利益は1桁台半ばから後半の成長を見込んでいます。

この銘柄の素晴らしさ・魅力は何と言っても10%を超える高い増配率を続けていること。

そしてその増配を無理なく行っていること。

それは以下営業キャッシュフローから設備投資、さらには配当支払を差し引いた配当支払後の残高(黄緑のグラフ)が2018年以降は減少傾向にあるとは言え十分な金額となっていることからもわかります。

モンデリーズと言うと「さて一体何の会社?」と思われる方が多いわけですが、クラフト・フーズの北米食品部門を2012年にスピンオフした上、グローバル部門の商号変更により誕生した会社であり、本家(?)である国内向けを担うクラフト・フーズはその後ハインツと合併したものの業績不振で大減配を実施。

バフェット(バークシャー・ハザウェイ)は頑なに保有を続けているものの、その後もパッとしない状況。

バフェットはヘルスケアの売却を継続し、エネルギー銘柄他を購入 バークシャー・ハザウェイの2022年3月末時点の保有全銘柄を開示します現地時間の5月16日、2022年3月末時点のバフェット(バークシャー・ハザウェイ)の株式保有状況がSEC(米証券取引委員会)に開示されて...

しかしモンデリーズは違う。

それは前述のとおりその業績を見れば明らか。

ということでたとえ日の目を見ることはなくとも、この超地味な銘柄を売却する必要はないと考えています。

(実力は十分あるも注目度ゼロの銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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