配当

ロイヤル・ダッチシェルから配当受領 たとえ今回の配当が今年最後の配当になっても、、、

3月25日にエネルギー大手のロイヤルダッチシェル(RDS.B)からの配当金を受領しました。

今回も前回12月の支払い時と同様、1株当たり0.94ドルということで(というか2014年以降ずっと配当は同額なのだが、、、)、過去の積み上がり状況は以下のとおりとなっています。

この銘柄を初めて購入したのが2014年、当時原油価格が大暴落していたさなか、配当利回りの高さからの購入だったわけですが、その後も原油価格の下落は止まらず、含み損がどんどん拡大する中で、

いつかは反転するはず。

という考えの元、2017年までひたすら買い増しを続けました。

そのおかげで現在では年間90万円を超える配当を受領しているわけです。

しかしここに来て暗雲垂れこめるどころか、日々暴風雨が吹き荒れる状況。

新型肺炎の世界的な流行による経済の停滞懸念が現実のものとなり、原油価格は大暴落。

さらにそこにサウジアラビアの増産決定が追い打ちをかけた。

いわばダブルパンチ。

もちろんロイヤル・ダッチシェルの株価も大暴落。

今期業績の大幅な下方修正はもちろんのこと、赤字転落の可能性も十分考えられます。

となれば通常は減配。

ただ前回の暴落時、この銘柄は決して減配しなかった。

2016年当時は配当金の支払いのため借入れまでしていた。

つまり配当を維持するために借金をすることを厭わなかった。

それどころか第二次世界大戦以降この銘柄は一度も減配したことがない。

そして先般の記事に書いたとおり、今回キャッシュフロー捻出のため大規模な設備投資と経費削減を発表した。

<速報>ロイヤルダッチシェルが大規模なコスト削減策を発表 で見えた一筋の光エネルギー銘柄のロイヤル・ダッチシェル(RDSB)現地時間3月23日に大規模なコスト削減策を発表しました。 その内容は以下のとおり...

「いや、でも今回の暴落はある意味戦時中に匹敵するとも言われ、過去に例がないほどの暴落。さすがに今度ばかりは減配でしょ。」

確かにその可能性は否定できない。

では売却するのか?

と言われれば答えは否(いな)。

もちろんこの先の原油(ガス)価格など誰にもわかりません。

仮に現在の相場がしばらく続いたとしたら?

ついに大幅な減配を決断、実施し、最悪今期の配当金が大幅に減少するかもしれません。

ただその時はその時。

これまでよりも少なくなった配当金を愚直に再投資するだけ。

「嵐が過ぎ去ればきっとまた元の状態に戻ってくれるはず。」

そう信じて。

(暴落時の保有継続判断にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. あおば より:

    こんばんは。
    僕も少しですが、配当金をもらいました。また原油価格下がってきたので、来週、再来週あたりに指値で買い増し出来るかなと思ってます。
    spydとどっちにするか、悩んだりしてましたが、なおびとさんのコメントは励みになりますね。

    • naobito より:

      あおばさん
      ご存じのとおりspydの利回りもかなり魅力的な水準になっています。
      あとはご自身が取ることのできるリスクの大きさによって判断されると良いと思います。

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