現地時間の9月11日、バイオ医薬品企業のアッヴィ(ABBV)が配当のお知らせをリリースしました。
会社概要
アッヴィは米国の研究開発型バイオ医薬品企業。
主にC型肝炎、神経学、免疫学、腫瘍学、慢性腎疾患および女性の疾患などの分野における医薬品の開発に取り組む。
アボット・ラボラトリーズの研究開発医薬品部門の分離独立に伴い2013年度に設立。
主力製品はリウマチ性関節炎や乾癬治療薬「ヒュミラ」など。本社はイリノイ州ノース・シカゴ。
(YAHOOファイナンスより)
今回のリリース内容ですが、10月15日時点の株主に対し11月16日に1株当たり1.18ドルを支払う、というもの。
この銘柄の増配タイミングは2月の支払い時、ということで今回も配当金額に変更はありません。
この銘柄のすごいところは稼ぐ力を表す営業キャッシュフローマージン。
そして、増配率。
2013年にアボットラボラトリーズ(ABT)の分社化により誕生後、これまで累計で195%もの増配を実施しているのです。
但し、現在のアッヴィは昨年までのアッヴィとは違います。
なぜなら製薬大手アラガンの巨額買収(630億ドル)を今期完了しこれまでとは違う会社に生まれ変わったから。
ちなみに7月31日に発表したアラガン買収後初めてとなる第2四半期決算では売上、利益ともにアナリスト予想を上回っています。
そして注目の営業キャッシュフローマージンも第2四半期時点(6ヶ月累計値)とは言え、前年同期を上回りました。
ただ買収したアラガンの主力事業の一つであるしわ取り薬等の美容系の事業は新型コロナウィルス流行の影響をモロに受けており、そちらの回復は新型コロナウィルス流行の終息を待たねばならないわけですが、その状況でもこの数字。
ということで11月初旬発表の配当のお知らせに期待しているところです。
(巨額買収を完了して間もない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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