IBMが現地時間の1月26日、配当のお知らせをリリースしました。
その内容ですが、2月10日時点の株主に対して3月10日に1株当たり1.63ドルを支払う、というもの。
この銘柄の通常の増配タイミングは6月の支払い時、ということで今回も前回支払い時と同額となっています。
そのIBMと言えば、1月21日に発表した第4四半期決算では相変わらずの決算内容で投資家の期待を大きく裏切った。
相変わらずと書いたのは、この銘柄が調整後利益で7年連続、そして売上が過去9年間で8年減少しているから。
まさにIT銘柄の風上にも置けない銘柄。
そして1916年以降100年以上の長きに渡り配当を支払い続けているとは言え、増配率はひたすらだだ下がり状態。
そんなどうしようもない銘柄の保有をひたすら続けている。
その理由ですが、クラウド事業はレッドハット買収もあり伸びている。
そして年内にはインフラストラクチャーサービス部門の分離が完了し、クラウトとAIにより注力した新生IBMが誕生する。
という期待感は確かにある。
しかしそれ以上の理由がこちら。
そう、毎度おなじみの営業キャッシュフローマージン。
稼ぐ力を表すこの数字が速報値とは言え、2020年は減少するどころか前期比で大きく伸びている。
そしてキャッシュフローの状況は改善している。
当方がこの銘柄に見切りをつける時。
それは稼ぐ力が大きく下がった時。
この方針に変更はありません。
(投資家の期待を裏切り続けるいわゆるオオカミ少年的銘柄への銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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