現地時間の1月4日にヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が配当金のお知らせをリリースしました。
その内容ですが、3月9日に2月23日時点の株主に対し1株当たり1.01ドルを支払う、というもの。
この銘柄の増配タイミングは毎年6月の支払い時、ということで今回も前回と金額は変わっていません。
この銘柄のすごさは58年連続増配を続ける配当貴族銘柄、というか配当貴族の基準である25年連続の2倍以上ですからもはや配当王銘柄であること。
そしてあのマイクロソフトとともに米国政府が発行する証券、つまり国債よりも上の格付(S&PでAAA)を保持していること。
しかし実はこれら以上に当方が注目している事実(数字)がある。
それがこちら。
2009年 6.5%
2020年 6.3%
こちらは2009年と2020年の増配率の数字。
とここまで書けばもうお分かりでしょう。
もちろん昨年2020年は新型コロナ大流行の年。
そして2009年はと言えば、2008年秋に発生した未曾有の金融危機、リーマンショックの翌年。
そんな年に何事もなかったかのように増配、それも6%を超える増配を続けていた。
インカムゲイン投資家にとってこれほど頼りになる、安心できる事実があるでしょうか。
むろんこれらの数字はこの銘柄の稼ぐ力がもたらしたことは言うまでもありません。
そのジョンソン エンド ジョンソンと言えば現在新型コロナワクチン開発の真っ最中。
すでに緊急使用許可が下り使用が開始されたファイザーやモデルナのワクチンに対して出遅れ感は否めないものの、現地時間の12月8日には後期臨床試験結果が当初の予定より早い1月中に出そろう可能性がある、と明らかにした。
もちろん当方、この治験結果の成否にかかわらずこの銘柄の保有を続けるつもりです。
その稼ぐ力に衰えが見られない限り。
(間もなく治験結果の公表を予定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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