食品・飲料大手のペプシコ(PEP)が現地時間の2月10日に第4四半期決算発表に合わせ配当のお知らせをリリースしました。
リリース内容は以下のとおり。
当社は本日1株当たりの年間配当金額を従来の4.30ドルから7%増配の4.60ドルにすることを発表しました。
新たな配当は、2022年6月に支払いが予定されている配当から適用されます。
尚、今回の配当で50年連続増配となりました。
おー、7%増配、やってくれました。
昨年の増配率が5.1%でしたから正直今回も5%程度の増配を予想していただけに、うれしいサプライズ。
しかも今年の増配で節目の50年連続増配達成となり、配当貴族どころかライバルコカ・コーラ同様配当王の仲間入りを果たしたことになります。
そしてさらに当方を喜ばせてくれたのが以下の情報。
また当社は、2026年2月28日までの期間で最大で100億ドルの購入を取得する新たな自己株式取得プログラムを決定しました。
なんと日本円で総額1兆円(!)を超える自社株買いまで発表してくれた。
まあ、この発表も同日に発表した第4四半期決算の数字を見てもある程度納得がいくというもの。
今回のリリース内容、つまり7%増配と50年連続増配がホルダーにもたらしたもの。
それは安心感。
今年に入ってからの米国株市場は、ここ最近にない物価の上昇とそれにアンマッチした金利水準、今後予定される利上げを控えた中で極めて不安定な状況となっています。
そんな状況下、これまでどおりの、いや、これまで以上の増配を発表してくれた。
これほどの安心感があるでしょうか?
ということで、この銘柄とはこれからも長い付き合いになる予定です。
(営業キャッシュフローマージンの方は前期を下回った銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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