11月2日に通信大手のAT&Tからの配当を受領しました。
AT&Tの場合増配タイミングは2月支払い時であり、今回も前回同様1株当たり0.52ドルの配当となっています。
この銘柄を初めて購入したのが2012年。
その後2018年には自社株を売却した資金で大量買いし現在に至ります。
現在までの配当の積み上がり状況ですが総配当受領額は250万円に達していますが、投資回収率の方は多額の買い増しをしたことで約20%といまだ低い状況となっています。
その配当ですが、この銘柄は今年連続増配をストップしたどころか、来年には傘下のワーナーメディア事業のスピンオフに伴いおそらく半減に近い大減配を控えています。
直近の業績ですが、すでにお伝えしたとおり第3四半期決算では、無形資産の償却等の特殊要因による影響を除いた調整後1株利益は以下のとおり前年同期比で14.5%の増益となっています。
またアナリスト予想との比較でも売上はマイナス、調整後1株利益はプラスとなっていますが、一部アナリストが8月にスピンオフした衛星テレビ会社ディレクTVの売上を全期間分含めて予想していたため、正しい予想値はもう少し低くあるべきでは?、との情報があります。
そして2021年通期見通しですが、以下のとおり調整後1株利益で前回予想を下限値の方をほんの少ーしだけ上方修正しています。
と、足元の業績は決して悪くない。
スピンオフは来年半ばに完了の見込みであり、大減配の実施はおそらく来年夏以降とまだ時間はある。
AT&Tの株主は、今回のメディア事業のスピンオフに伴い新会社の71%の株式を保有することになるわけですが、この新会社は企業価値1320億ドルのディズニーに次ぐ世界第2位のメディア企業になる予定。
ただ果たしてこの新会社が配当を実施するのかは現時点では不明。
ということで、しばらく様子見で行きたいと考えています。
(大減配が確定している銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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