今回の新型肺炎暴落がいつまで続くのか、もちろん誰にもわからないわけですが、歴史を振り返ることはできます。
直近の暴落と言えばもちろんリーマンショック。
ではこの時、最高値から大暴落を経て何年で最高値まで戻ったのかを確認してみることにしました。
(もちろんリーマンショックは住宅バブル崩壊をきっかけとして住宅ローン危機を始め、プライムローン、カードローン関連債券など他分野に渡る資産価格の暴落により発生したいわゆる緊急危機・恐慌であり、今回の未知なる病から端を発した暴落とは全く異なるものであり、単純比較できないことは百も承知です。)
こちらはダウのチャートとなりますが、リーマンショック発生前の最高値は2007年の14,164.53ドル。
これがリーマンショックの発生により2009年には6,547.05ドルまで値を下げました。
そう、半減以下となったのです。
そしてその後回復に転じ、発生前の最高値を超えたのが2013年に入ってから。
つまり5年以上の歳月を要したのです。
ということで、例えば、
「今回の暴落がリーマンショックと同様の道筋を辿り、2020年2月につけた最高値29,551.42ドルに戻るのが今から5年後の2025年になります。」
って言われたらあなたはどうしますか?
株止めますか?
米国株は浮き沈みはあったものの今回の暴落まで10年以上の長きに渡り右肩上がりできました。
しかし当たり前の話ですが、株式投資にはリスクがあります。
リスクとは株価が変動するということ。
そしてもちろん変動にはプラスもあればマイナスもある。
いつもプラスではあるはずもない。
ただこれまでは(たまたま)10年以上に渡りプラスがほぼ当たり前だった。
それが暴落、そして元に戻るのに5年かかるとしたら、、、
あなたは株止めますか?
今回の暴落は株式投資に対する根本的な考え(方針・投資基準)を見直す非常に良い機会ではないかと考えています。
ちなみに当方ですが、
もちろん止めるはずがありません!
(投資継続の判断にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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こんにちは。
最高値から30年以上戻らない場合もあると想定して投資をしているならそこまで慌てる必要もないですね。日経平均って言うんですけど。
まぁ、それは冗談として2030年代まで世界株は最高値を安定的に更新しないと言うシナリオも頭に入れておくべきでしょうね。
# 流石に未だにアメリカが世界の軸の一つなので、S&P 500銘柄がそうなる確率は低いでしょうが。。。
それも含めて投資歴5年未満の場合は全財産の3〜4割は幾ら大暴落をしたとしても株は持っておくべき、と言う主張をしておきます。(投資歴とともにリスク許容度が上がっていくはずですから、それと共に市場に投入する額を上げて行けばいいでしょう)
ひろーさん。
日経平均のたとえにおもわずわらってしまいました。確かにそのとおり。
当方も米国株が日経平均のようになるとは思っていませんし、株式を保有すべきという考えに同意します。
もちろんそれは日本株ではなく、米国株ですが、、、
米国株投資は2年目の未熟者です。
手取り18万円ほどの自分が、-300万円の含み益でも安心していられるのは高配当株メインだからだと思います。
今までしてきたFX、日本株投資だったら、狼狽売りで損確定、仕事にも悪影響が出ていました。
大恐慌の90%下落でさえ、配当再投資にとってはリターンの押上げ期間だったという事実も心の支えになっています。
目先に必要としない資金で投資をすることも本当に大事ですよね。
naobitoさんのブログ記事にも勇気をもらっています。
お互い健康に気をつけましょう!
あめさん
これまでFXと日本株に投資して来たのですね。
まるで自分を見るようです。
そして米国株にたどり着いた。
米国株の場合優良配当銘柄に投資していると同じ暴落局面でも日本株とははるかに安心感が違います。
もちろん余剰資金で投資していることが大前提ですが。
「-300万円の含み益」って書きましたが、どうみても含み損でした。
恥ずかしい・・・