現在当方は(一般)NISAを利用し投資をしていますが、証券口座で今年2022年のNISA投資可能枠を確認したところ354,787円というなにやら中途半端な数字が。
ご存じのとおり、(一般)NISAの年間投資可能枠は120万円。
なのになぜこのような中途半端な数字が。
とここで気づいたのがロールオーバーの存在。
NISAロールオーバーとは?
NISA(一般NISA)で購入された株式・投資信託等は譲渡益、配当金・分配金等が5年間非課税となっています。
『新たな一般NISA口座に移管(ロールオーバー)』することで、引き続き5年間非課税で保有することができます。
(SBI証券)
「あっ、そう言えば2017年にNISAで投資した分は2021年12月末に5年間の非課税期間が満了となってだんだ。」
とロールオーバーの手続きをしたにもかかわらずすっかり忘れていたことに気づきました。(年は取りたくない。)
それにしてもなぜ354,787円という微妙な金額になっているのだろう。
毎年できるだけ120万円に近い金額まで購入していたはずなのに、、、
ということで、SBI証券に問い合わせたところ以下の回答が。
お客様の口座状況を確認したところ、2017年のNISA口座からロイヤル ダッチ シェル ADR Bをロールオーバーしていますので、2021年12月30日の終値により計算された評価額が2022年の投資可能枠120万円から差し引かれています。
「あっ、、、そうだった。2017年はロイヤルダッチシェルに投資していたんだっけ。2021年12月30日の終値で計算、、、そ、そういうことか、、、(脇汗)」
確かに2017年の購入時は120万円近かった。
しかしその後この銘柄は新型コロナ感染拡大による原油価格暴落により業績が悪化、そして歴史に残る大減配の実施もあり株価は大きく下落した。
当方の場合58ドルで購入したこの銘柄ですが、2021年12月30日の終値は43ドル台と買値をはるかに下回っていた。
つまり株価が下落したから、結構な含み損状態だから30万円以上の投資可能枠が生まれた。というわけです。
それなのにわざわざ人様(SBI証券)に聞くなんて。
あーーー、恥ずかしい、、、
とは言え聞いちゃったものはしょうがない。
「まっ、何はともあれ投資可能枠が増えたんだから良しとするかっ。」
とわけのわからない理屈で自分を納得させたシニア投資家なのでした。
ロールオーバーした場合、期末の時価で評価され翌年の投資可能枠が計算されることになります。
皆さんは決して人様に問い合わせなどしないよう、、、(ってするわけないか。)
(証券会社への安易な問い合わせについてはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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