コラム

あなたの備えは大丈夫? 新お金の三分法とは?

当方がいつも楽しみにしているのが、日経電子版・マネー研究所の経済コラムニスト大江英樹さんのコラム。

現在アーリーリタイア達成を目標としている人間として、リタイア後の生活に関する先輩からの言葉は非常に参考になります。

また、この方の場合元証券会社勤務にもかかわず、極めて中立的な立場を貫いており好感が持てます。

今回(2月13日付)のコラムのタイトルが「さらば丼勘定 定年後のお金はシニア流三分法で管理」。

通常お金の三分法と言えばお金を一つの資産に集中しないで複数の資産(例えば現預金・株式・不動産)で持つ。というもの。

これに対して今回紹介されているのは大江さんが自身の経験から編み出した(?)シニア用の独自の三分法とも言えるもので、性質に応じて以下の3つに分けています。

(1)年金収入

(2)定年後の勤労収入

(3)定年までに蓄えた資産や退職金

そしてそれぞれを以下の異なった目的に充てるというもの

(1)年金収入⇒生活費

(2)定年後の勤労収入⇒修繕費・海外旅行等

(3)定年までに蓄えた資産や退職金⇒手をつけない(将来の介護や医療費用)

「これすごくわかりやすい。」

というのが第一印象。

日々の生活費は年金でやりくりし、家の修繕費やちょっとぜいたくな海外旅行は年金だけではまかなえないから勤労収入でカバーする。

そして介護や医療費等いざという時のために退職金等はキープしておく。

リタイアする前からこれを頭に入れて準備しておけばいざその時になって「こんなはずでは、、、」と言う状況になることはないでしょう。

ただ当方、今回この内容を一部変更してみました。

それがこちら。

(1)年金収入⇒生活費

(2)定年後の勤労収入⇒修繕費・海外旅行等

(3)定年までに蓄えた資産や退職金⇒手をつけない(将来の介護や医療費)

「えっ、何も変わったとこないじゃないの?」

ハイ、そのとおり、何も変えていません、、、

但し、当方の中では(2)の定年後の勤労収入の意味が違います。

これ、当ブログを読んでいる方ならもうおわかりでしょう。

当方が考える勤労収入とは、自らの勤労ではなくお金に働いてもらうという意味の勤労であり主語はお金。

そう、勤労するのは自分自身ではなくあくまでお金。

ここが大きく違う。

具体的には配当収入。

自身の勤労の場合、いつまで働けるか本人にすらわからない。

そういう意味で極めて不安定であり、年を取れば取るほど不安が募ります。

しかし配当収入であればそんな心配は一切無用。

しかもお金に定年なし! それどころか年を取れば取るほど元気いっぱい、その収入は着実に増えて行く。

老後不安などどこへやら! こんなすばらしい収入、あなたも手に入れませんか?

大江さんの記事はこちらになります。

http://style.nikkei.com/article/DGXMZO55344140W0A200C2000000?channel=DF280120166581

(老後の備えにあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ウィニングチケット より:

    こんにちは。

    話題違いになりますが、HSBCが35000人削減でかなり業容縮小するニュースが出てますね。

    配当利回りが高いものの、今いち過去の増配歴史や配当安定感がよくわからず買わずに眺めているのですが、先輩はこちらの企業はいかが分析されてますでしょうか(⌒‐⌒)

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      HSBCのニュース、当方も読みました。
      当方も以前この銘柄の配当利回りの高さにつられたことがありますが、会社ホームページによれば2015年以降昨年まで年間0.51ドルで増配なし。
      さらに基本金融銘柄はパスなので、、、

  2. ウィニングチケット より:

    なるほどなるほど

    ①連続増配ではない
    ②金融銘柄で、先行き不透明

    ですね(ノ´∀`*)

    ではでは、ほかにいくらでも配当チャンピオンや配当王や配当公爵や配当貴族やらある中で私もあえてよくわからないここへお小遣いを使う必要はないのでパスでいきます笑っ

    • naobito より:

      ウィニングチケットさん
      銘柄選定にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。(笑)

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