当たり前の話なのですが、サラリーマンの評価は本業でのパフォーマンス(+好き嫌い)で決まります。
何を今さら?
と思われるかもしれませんが、実はサラリーマンが本業以外で評価されるというか一目置かれることがあります。
例えば、
「隣の職場のAさんなんだけど、仕事じゃうだつが上がらないんだけど実は油絵が得意で日展に入選して個展まで開いているんだってさ。すごいよねー。」
とか、
「万年課長のBさんなんだけど、ああ見えてトライアスロンやっててなんとこの前全国大会に出場して入賞したんだってね~。人は見かけによらないよねー、見直しちゃった。」
とか、
「今度へき地に転勤になったCさんなんだけど、さぞ落ち込んでいると思ったら実は長年災害ボランティアをやっていてその道じゃ結構な有名人らしいよ。それで転勤先が被災県なもんだから本人すごく喜んでいるらしい。偉いよねー。」
そう、こういった本業以外の趣味等の活動で活躍されている方って、たとえば本業でのパフォーマンスはさえなくても尊敬されることになります。
うーん、実にうらやましい。
実際当方の勤務する会社でもそのような人がいらっしゃって、その事実を知った時に驚くと同時に尊敬のまなざしに変わった、という覚えがあります。
(偏見かもしれませんが、こういう人達って本業の方ではそれほど活躍されていないような、、、(お前に言われたくない!という話もあるが、、、))
で何が言いたいのか?
それがタイトルの、「サラリーマンが仕事以外で一目置かれるもの」の中に「株式投資」が入ることを夢見る男の話。
絵画等の芸術であれスポーツであれ社会奉仕活動であれ、その道で活躍すれば本業に関係なく評価・尊敬してもらえる。
では投資、しかも株式投資は?
と言えば、
『ちょっと聞いてよー、この前窓際のN(aobito)さんと駅でばったり会ったんだけど、どちらへって聞いたら「えっ、まあ、ちょっと海外に。」ですって。なんか噂で聞いたんだけどどうやらあの人株やってて結構儲けてるらしいよー。全く仕事じゃ全然役に立たないくせにねー。バクチなんかで稼いでとんでもない!』
こんな感じではないでしょうか。
絵画・スポーツ⇒天賦の才のなせる業、確かにすごいです。
奉仕活動⇒自分が第一、の凡人にはとてもムリです。本当に頭が下がります。
それは認めます。
ただ投資、特に株式投資となると途端に人々の見る目が変わる、もちろん悪い方に。
まるで卑しい事をしているかのように扱われる。
どうして日本ではこうなんでしょうか?
一方のアメリカ。
アメリカで株式投資の成功者、と言えばもちろんウォーレン・バフェット。
バフェットは”賢人”と言われ称賛され尊敬されている。
大統領にまで意見を求められアドバイスをする。
一緒に食事をするだけで5億円もの値段がつく。
日本とは天と地、雲泥の差。
もちろんバフェットと当方とでは比べるべくもない事は百も承知。
ただ日本では滝川クリステルさんの例を出すまでもなく、たとえ有名人・文化人でも株式を保有していたというだけで批判的に報道される。がめつい奴と言われる。
まさにアメリカとは真逆。
ということで、「いつか株式投資家のステータスがアメリカ並みにならないだろうか?」
そんな日を夢見る中年投資家なのでした
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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博打とかじゃなくて、普通にお金が大好きな時点で引かれると思う。