私の投資履歴書　付録2　配当増加を加速させたもの－その1

数々の試練に見舞われながらも（自らまいた種、という噂もあるが）米国株への投資に舵を切ってからは順調に配当収入を伸ばして来た当方ですが、決してその伸びは毎年一定だったわけではありません。

例えば、2015年、そして2017年には大きくその額を伸ばしているのです。

その理由が海外勤務。

当方これまで2度の海外勤務を経験していますが、その2度目の駐在時に配当額が大きく増えた。

もちろんその理由は、余剰資金、つまり配当に回せるお金が増えたから。

それも大幅に。

そしてその理由が海外勤務、というわけです。

海外に拠点を持つ企業にお勤めの方ならおわかりのとおり、通常の会社の場合海外勤務時にはさまざまなインセンティブが付与されるため、国内勤務に比べると収入が確実かつ大幅に増えることになります。

インセンティブとは

意欲向上や目標達成のための刺激策。
海外勤務の場合、具体的には海外勤務手当（インセンティブ手当）、ハードシップ手当（危険手当）、住宅手当、帯同家族手当など。

ただ現在グローバル化が進み、海外勤務が当たり前となっている企業においては徐々にこれら手当が縮小されているところもあるようですが（まあこういった企業の場合そもそも給与水準自体が高いのですが）、当方が勤務するような田舎の企業の場合日本で勤務する場合に比べるとより多くの収入を手にすることができました。

（※もちろん大企業に比べたら雲泥の差があることは、駐在当時多くの企業の方との交流で嫌という程痛感することになりましたが、、、）

さらに当方の場合、2度目のお勤めの時は単身赴任だったため、単身赴任手当なるものも加算されたのです。

（但し、単身赴任したことでメンタル的に大打撃を追うことになってしまうのですが、、、この件については機会があれば記事にしたいと思います。）

通常海外勤務時には給料は2か所から支払われます。

1か所はもちろん駐在先の会社から当方の現地の口座に。

そしてもう1か所が日本の給与口座。

こちらに振り込まれるのは留守宅手当と言われるもので、従業員が海外で勤務することに起因して日本の家族に支給されるものです。

当方の場合、駐在時は一人節約に励み、現地で支給される給料からせっせと余剰資金を捻出した。

（まあ一人きりだし現地にはパチンコ店もないし（？）、そんなにお金を使うこともありませんでしたし、、）

そして帰国後、この余剰資金を日本に外貨のまま送金、これを全額米国株に投資することで配当増加の推進力とした、というわけです。

もちろんこの余剰資金、つまり一種のへそくりの存在は妻にはナイショ。

というか、現地で当方がいくらためたのか妻は知る由もない。

「いやー、向こうでは飲み会とかつき合い旅行とか結構お金使っちゃってさー。全然残んなくってまいったよー。」とかなんとか言ってお金がないことを装った。（汗）

普段であればすべての領収書の提出はもちろんマスト、国税庁並みの鋭いチェックで当方を辟易させる妻も、「向こうで一人頑張って来たんだから。」と思ったかどうかはわかりませんが深く追及することはしなかった、というわけです。

ということで、皆さんの中で海外に拠点のある企業にお勤めで、何とか種銭を増やしたいと考えている方、海外勤務をお勧めいたします。

海外勤務はただ単にお金の面だけではなく、語学力（※個人差アリ）とともに人生における貴重な経験をあなたにもたらしてくれることでしょう。

（外貨取引が身近なもの、というか当たり前になることも大きなメリットです。）

（追伸）

ちなみに1回目の海外駐在時に貯めた資金については、以下記事における投資にて一時的にせよその全額を失っております、、、（脂汗＆妻には絶対内緒）

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（海外駐在の決定にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。）

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