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ヘルスケア大手のジョンソン エンド ジョンソン(JNJ)が現地時間の7月19日に第2四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上ですが、全体では前年同期比で3%増(為替の影響を除いた場合は8%増)と増収を確保。
これを以下セグメント別で見ると、消費者向けと医療機器セグメントが主に為替(ドル高)の影響で減収となったものの、主力の処方薬事業が多発性骨髄腫や前立腺癌治療薬などが好調で6.7%増とカバーし、全体で増収となった状況が見て取れます。
次に利益ですが、1株利益は会計基準ベースでは前年の税金計算上の特殊要因等により前年同期比で減益となったものの、それら特殊要因を除いたいわゆる調整後1株利益では以下のとおり4.4%の増益となっています。
またアナリスト予想との比較では売上、調整後1株利益ともに予想を上回る結果となっています。
最後に2022年通期の業績予想ですが、残念ながら以下のとおり売上、調整後1株利益ともに前回4月の予想を引き下げています。
しかし当方あまり心配していません。
その理由ですが、最高財務責任者(CFO)が「この20年間に数回しか経験したことのない変動だ。」とコメントしたとおり、見通し引き下げの主要因がある意味未曾有のドル高にあるから。
以上、
売上〇、利益〇、予想× =(でも) ホールド
とします。
(将来スピンオフを控えている銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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