決算発表

マクドナルドの第2四半期決算 アナリスト予想を下回り株価下落も様子見を決めた理由

マクドナルド(MCD)が現地時間の7月28日に第2四半期決算を発表しました。

今回の注目はもちろん新型コロナウィルスの影響。

決算期間の4月から6月と言えばその影響が全期間に渡った最初の決算。

その概要は以下のとおり。

売上収益は新型コロナウィルスのパンデミック(世界的大流行)に伴う店舗閉鎖などが響き、前年同期比で30%の減収(為替の影響を除いても29%減)。

うち既存店売上は英国やフランス、中南米等地域での大幅な減少もあり全体で23.9%減、一方ほとんどの店舗でドライブスルーを運営できた米国では8.7%減に留まっており、市場予想の10%減を上回っています。

もちろん利益の方は大幅な売上の減少から営業利益、当期利益ともに大幅な減益となりました。

そして特殊要因を除く1株利益が0.66ドルと市場予想を0.08ドル下回ったこともあり発表当日の株価は2%強下落。

ということで、ドライブスルー設置店が多い米国ではなんとかふんばったものの、その他の地域が大きく足をひっぱった形となりました。

ただ対人接客がかかせないレストランよりはドライブスルーや持ち帰りサービスで強みを持つマクドナルドがコロナの影響を受けにくいことは紛れもない事実。

以下のとおり既存店売上は月を追って改善していることから、これまでどおり保有を続けたいと思います。

(ドライブスルーやテイクアウトでの強みを妄信しての投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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