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食品大手のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)が現地時間の11月1日に第3四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上は為替(ドル高)の影響はあったものの買収による恩恵もあり前年同期比で8.1%の増収と好調を維持。
一方利益の方ですが1株利益は、前年同期比で56.2%もの大幅な減益となっていますが、その理由は売上原価率が為替やデリバティブの時価評価による影響、原材料費及び運送費の高騰等により悪化したことや買収関連費用計上によるもの。
但し、特殊要因を除いた調整後1株利益は以下のとおり5.7%の増益となっています。
次にアナリスト予想との比較ですが、こちらの方は売上、調整後1株利益ともにアナリスト予想を上回っています。
最後に注目の2022年通期の業績予想は、第3四半期までが好調だったこと等により以下のとおり売上は前回7月発表の8%かそれ以上の増収に対して10%かそれ以上の増収と予想を引き上げ。
さらに調整後1株利益も1桁台半ばから後半の増加から10%かそれ以上の増加と前回予想を引き上げています。
そして自社株買いも継続。
以上、ドル高や原材料費や輸送費の増加というネガティブな影響がある中、十分満足できる内容と言えるのではないでしょうか。
ということで、
売上○、利益×○、予想〇=ホールド
とします。
(ドル高やインフレの影響を強く受けている銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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