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食品大手のモンデリーズ・インターナショナル(MDLZ)が現地時間の7月27日に第2四半期決算を発表しました。
まずこちらがGAAPベース、いわゆる会計基準ベースでの概要となります。
売上は、ドル高及び販売数量は横ばいだったものの値上げにより前年同期比で既存事業売上が15.8%の増収、全体では17%増となりました。
そして利益ですが1株利益は、前年同期比で27.8%の増益となっていますが、その主な理由は売上の増加、通貨および商品デリバティブの時価評価、買収費用の減少等によるものであり、特殊要因を除いた調整後1株利益は、以下のとおり前年同期の0.65ドルに対して0.76ドルと16.9%の増益となっています。
次にアナリスト予想との比較ですが、以下のとおり売上、調整後1株利益ともに予想を上回りました。
最後に注目の2023年通期予想ですが、調整後売上、調整後1株利益ともに12%以上の増収・増益と前回予想のそれぞれ10%以上の増収、増益を上方修正しています。
以上、販売数量の伸び悩みを値上げで補っている点は懸念材料ではありますが、ディルク・ヴァン・デ・プット会長兼最高経営責任者(CEO)は、
「大半の事業において、主力カテゴリーで堅調な消費者需要が続いています。」とコメントしています。
ということで、
売上○、利益○、予想〇 = ホールド
です。
(ドル高やインフレの影響を強く受ける銘柄への投資に当たってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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