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たばこ銘柄のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)が現地時間の10月19日に第3四半期決算を発表しました。
まず決算概要(会計基準ベース)は以下のとおり。
売上は前年同期比で9.1%増と第2四半期に比べ成長率は落ちたものの増収を達成。
これを製品別の出荷数量・販売金額で見ると以下のとおり。
御覧のとおり紙巻きたばこは数量ベースでほぼフラットだったものの、値上げにより金額ベースでは1.4%の増収、そして加熱式たばこは数量、金額ともに大幅に増加しており加熱式たばこの好調が続いています。
続いて利益ですが、会計基準ベースでは約5%、そして以下のとおり特殊要因を除いた調整後1株利益は前年同期比で大幅に増加しています。
尚、地域別の営業利益は以下のとおり。
御覧のとおり、為替の影響を除いた場合、フィリピンが不調だったSouth & Southeast Asia以外の地域はすべて増益となっている状況が見て取れます。
そして売上、調整後1株利益ともに以下のとおり市場予想を上回っています。
最後に2021年の通期予想は以下のとおり。
調整後1株利益(為替の影響を除く)ベースで前回予想に対し下限値の引き上げ(5.79ドル⇒5.84ドル)を行っています。
以上、売上〇、利益〇、予想(〇に近い)△ でホールドです。
(何やかや言っても健康被害を避けて通れない銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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