決算発表

すかいらーくの第1四半期決算 中間配当無配でいよいよ近づく株主優待への足音とは?

優良優待銘柄のすかいらーくホールディングスが5月21日に延期していた第1四半期決算を発表しました。

(すかいらーくは12月決算、また国際会計基準(IFRS)を採用しています。)

すかいらーくと言えば、当方が家族の絆を保つため(大げさ?)優待狙いで以前からモニターしている銘柄。

概要は以下のとおり。

やはりコロナの影響は大きく、発表資料によれば売上は2月から徐々に減少、そして3月には前年比で大幅な減少を記録。

利益の方も人件費高騰にコロナが追い打ちをかけ、大幅な減益となっています。

そして気になる今期の通期予想は以下のとおり。

やはり新型コロナウィルス感染拡大の影響により、不確定な要素が多く現時点で合理的な予想の算定が困難、ということで前回予想を撤回し、”未定”としています。

そして注目の配当がこちら。

なんと前回予想に対して第2四半期末、つまり中間ではゼロ、と無配に転落。

そして期末は未定。

まあ現在の状況を考えれば致し方なし、と言わざるを得ません。

ただこの銘柄の場合ある意味配当より重要なものがありまして。

それはもちろん株主優待。

すかいらーくと言えば優待。

現在の優待内容は以下のとおり非常に魅力的。

優待制度

以下の保有株式数に応じて、年2回、当社店舗にてご利用可能な株主様ご優待カードを贈呈いたします。

仮に300株投資した場合、優待としてもらえる優待カードはなんと20,000円分。

「赤字決算で無配ということは、もしや優待もなくなるのか?」

と確認すると、

「なお、現時点で今期の株主優待制度を変更する予定はございません。」

の一文が。

これでほっとされたホルダーの方は多いのではないでしょうか。

ただ安心はできません。

以前は決算発表の度に減益要因項目に必ずこの株主優待を明記していたこの銘柄のこと、

「今期はコロナにかこつけて株主優待を改悪する絶好のチャンス!と内心思っているのでは?」

などと深読みしている中年投資家なのでした。

(優待投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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