決算発表

JTの第3四半期決算 減収減益、増配なしも保有を継続する理由は優待の存在ではなく、、、

日本銘柄のJT(2914)が10月30日、第3四半期決算を発表しました。

注目は新型コロナウィルスの影響もさることながら、前回第2四半期で引き下げた通期予想を再び引き下げるのか?

そして配当は?

ということでまず概要は以下のとおり。

売上収益は前年同期比で2.5%の減収となりました。

そしてセグメント別の売上は以下のとおりとなっています。

御覧のとおり海外たばこ事業は値上げ効果等により増収を確保したものの、国内たばこ、医薬、加工食品での減収が響き全体では減収となっている状況が見て取れます。

また利益の方は会計基準ベースの営業利益は前年同期比で11.4%の減益ですが、セグメント別の調整後営業利益は以下のとおり。

(調整後営業利益 :買収に係る無形資産の償却等、特殊要因を除外したいわゆるNON-GAAPベース)

このうち国内は紙巻きたばこの販売数量の減少やコロナの影響で減益となったものの、海外でコロナの影響はあったものの値上げの効果等により増益を達成。

そして医薬事業では研究開発費の減少等により増益、と対前年同期比で全体では2.2%の微減となっています。

そして注目の通期予想は以下のとおり。

意外にも前回第2四半期決算発表時の予想から上方修正しています。

但し今期末の予想配当は残念ながら1株当たり77円(年間配当154円)と前回予想を変更せず、前期と同額。

しかし当方この銘柄の保有を継続いたします。

その理由ですが、毎度おなじみの株主優待、の存在ではなくこちら。

JTより優待到着 多額の含み損もうれしさ倍増の理由4月14日、たばこ銘柄のJTより株主優待の商品が届きました。 ホルダーの方であればご存じのとおり、JTは優待制度の変更を行っており...

そう、キャッシュフロー。

期の途中とは言え、営業キャッシュフロー、そしてそのマージンともに前年同期比で大幅に増加している。

ということで、今回はインカムゲイン投資家ならではのしっかりした理由を探し出せた(?)中年投資家なのでした。(小汗)

(優待銘柄への投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)

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POSTED COMMENT

  1. ひろー より:

    こんにちは。
    JTの本決算が発表されましたね。
    配当性向を75%へ変更となって事業投資を強化で、
    次期の配当予想は減配と言うことになっていますが、これから記事にする感じですかね?

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