先日超久しぶりに高校時代の友人と話す機会がありました。
但し、仕事がらみ。
仕事がらみという意味は、彼が勤務する会社の商品を年に1回購入しており、その関係で話す機会があったというわけです。
(ちなみに彼は毎年この時期になると結構なノルマがあるらしく、友人達の自宅を回っては注文を取っています。)
仕事がらみとは言え、友人の少ない当方にとってわざわざ家に来てくれるだけでもありがたいわけですが、、、
そんなうれしさと1年ぶりということで話が盛り上がりました。
やはり我々の年代になると話題の中心は定年後のこと。
すでに出世競争は実質的に終了していますから、あとはいつ辞めるか、そして辞めてからどうするか。
っていう話になるわけです。
「もう今の仕事は散々。そもそもサービス業だから土日は休めないし、自慢じゃないが盆暮れ正月は書き入れ時で30年以上休んだことなんかない!定年までとは言わず明日にでも辞めたい!!」
って彼はまくしたてます。
「それで辞めた後だけどどうする予定なの?」
って聞くと、
「おー、それがさっ、実は今友達や知り合いにあたりをつけているところ。」
「この前なんか以前PTAで一緒だった人に、「私もあと少しで定年なんですけどそちらで雇ってもらえませんかね?」って言う話をしたばかり。」
「あとお前も知ってる銀行から取引先に転籍した同窓生のTには「おい、お前確か役員だったよな、俺が定年したら雇ってくんない?お前の力で。」ってお願いしといた♪」
昔から当方と違い社交的で顔の広い男でしたから、さすがそのあたりは抜かりがありません。
「うちの場合は子供が1人でその分負担は少なかったけど、自宅は新築したし何と言っても今は年金が65歳からしか出ないだろ。さすがに5年間無収入じゃあ老後がやばいってわけでまあ働かざるを得ないよな~。ところでお前はどうすんの?」
と聞かれた当方、
「まあ俺は働かないな。」
って正直に答えました。
それを聞いた友人は、
「フーン、、、」
と言っただけでこの会話は終わったのですが、その時の怪訝そうな顔を当方は見逃しませんでした。
人生100年時代。
生涯現役。
という言葉を見聞きする機会が増えるにつれ、今や60歳定年などほぼ形骸化、年金支給開始年齢の65歳まで働くことが既定路線化しているようです。
しかし、仕事が好きで好きで、という人はいざ知らず、特に日本企業の場合友人のように盆暮れは一切休みなし、あるいは転勤と単身赴任は当たり前、さらにそこまで行かなくても長残・休出は日常茶飯事、などという状況でやむを得ず働き続けている人が多いのが実情ではないでしょうか。
それってある意味人間らしさが失われている状況。
そんな状況から救いの手を差し伸べてくれる存在、それが株式投資。
特にインカムゲイン投資の場合、投資年数を重ねるごとに配当収入はどんどん増加していく。
そして早く始めれば始める程定年より前に本業にしがみつく必要がなくなる。
つまり人間らしさを取り戻せる。
言い換えれば、人間らしさを取り戻させてくれる最高のツール、それが株式投資。
友人の話を聞きながらそんなことを考えていた中年投資家なのでした。
(投資にあたってはくれぐれも自己責任でお願いいたします。)
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